サントリー美術館 「もののあはれ」と日本の美 第八展示期間 その22

#その他芸術、アート

9月30日のNスタの7時頃のニュースでは、山崎豊子さんの訃報を伝えていて、いかにも緊急ニュース風に、「渡辺謙さんのコメントが今入ってきました!」とやっていましたけど、そのコメントはずいぶん前に他のニュースで見たものです。

これだけでみれば、報道への影響ということについて言えば、たいしたことがない、と思われるかもしれませんが、要するに、視聴者に簡単に嘘をついてよい、という姿勢が問題なのです。

すべての報道がこの姿勢の延長線上にあるのです。

また、その少し前にはまつ毛エクステをつけてくれる店が男性間ではやっている、というニュースをやっていましたが、アベノミクスによる経済の回復でお客が増えていると説明。

どこもかしこも値上げばかりで、一時の円高の揺り戻しによる株価回復も終わりました。世界経済の影響をうけるので、実際これから上がるか下がるかは何とも言えませんが。

給料が上がっていないので、アベノミクスはすでに破綻したといってよいのではないか、と同日他番組のゲストコメンテーターも言っていましたが、そろそろ失敗を真摯に総括するべきに入っているといえます。

サンデーモーニングではゲストで清原が登場。デッドボール数が多いのですが、よけないんですよね。デッドボールの乱闘で逆に投手が清原に食って掛かって行った場面がありましたが、そういうこともあるのでしょう。

外国人助っ人のように下がって打てば良かった、と言っていましたけど、今それに気が付くか、といいますか、今現役に戻っても同じようなことをやるのではないかとも思うのですが。

デッドボールを投げさせて、インコースに投げられないようにして、アウトコースを打つのが戦略だったそうですが、この前他の番組に出ていた、カープの小林敦司さんは典型的にその戦略にはまってしまったといえるでしょう。それでも何度でもインコースを投げるようでないと、勝負の世界ではやっていけないような気がします。今はパティシエをやっているということで登場されていましたけど、やっぱり、悪い意味で温和な部分も非常に感じました。

このひとも、高校などで指導できれば、第二の人生でこれだけ苦労しなくても、すんなり特技が生かせるんですけどねぇ。

「風を読む」ヘイトスピーチを取り上げていましたけど、ネットに源流があるという結論が、アーサー・ビナードさんを除いて大体ですが、源流は小林よしのりや西尾幹二を代表とする、歴史修正主義でしょう。

小出裕章さんなどを出さない一方で、あのようなのをテレビに出したり、今なお旨味があるからと絡んでみたりする人たちの責任というのがまずは第一です。

ネットはそれの増幅の場の一つとして機能した可能性があるでしょう。

また、(新)右翼という側面からだけではなく、娯楽という側面から切っていく必要もあったでしょう。

反ヘイトスピーチの風景も特集中流れていて、上野千鶴子さんが、公共の場でやるな、と言っていましたけど、マナー的にはそのように言えるかもしれませんが、内心のことであっても悲しいことです。私はこの人も、ちょっとずれた人だと思うんですよね。

規制の方向性では、法律で縛るべきだという河野洋平と、それは表現を狭めることになるというアーサーさんの主張が対立。アーサーさんの方向性が理想ですよね。

ビラを配っただけで逮捕される共産党との対比が鮮やかですが、安倍内閣は彼らを支持基盤としているので取り締まらないのでしょう。

日本政府は右翼を野放しにすることで、半ば治安維持法に代えてきた、というのが私の意見ですが、そういった例外が彼らにも適用されているように思います。

アーサーさんはせっかくの初登場でしたけど、原発・汚染水問題の時は話を振られませんでしたね。

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