放送大学の特別講義の「ネアンデルタール人はなぜ滅びたか」は、巨大プロジェクトでそのことを追求した様子を流したドキュメンタリー調のもの。
今までの同種の研究と一線を画すために、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスには、文化の速度の違いがあって、それが創造性の違いとなって表れたのではないか、という仮説を軸に検証。
しかし、番組の終わりで、その点についてネアンデルタール人とホモ・サピエンスに有意な違いは認められないという結論で幕。プロジェクトは頓挫したのでしょう。
創造性については、やはり現代人には偏見というか、呪縛があるんだと思うんですよね。
欧米が植民地から吸い上げた富で、いろいろ開発して、創造性を主張し、俺たちは創造性があるから世界を制覇できたんだ、という神話を振りまいて、多くの日本人もそれに乗ってしまっていると思うんですよね。そういう偏見から入って、挫折してしまった研究なのではないかと感じます。
太田記念美術館 鴻池コレクション 扇の美 その６
行って参りました。扇ばかりの展示ということで変わっていますけど、全て絵師の直筆で実質肉筆画展です。しかも他の展覧会では観られないものばかりで、その質に早めに行って極めて微力なりとも宣伝するべきだった、と思いました（＾＿＾;）版画も良いで...
iroironakizi.work
2012.08.25
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