太田記念美術館 「笑う浮世絵-戯画と国芳一門」前期 その6

#その他芸術、アート

荒川強啓さんのラジオには泉田知事がスタジオに登場。

安全審査を条件つきで認めたことに対して、再稼働に向けて前進したかのようにみられますが、全然そんなことがないのだということが伝わらない。と嘆いていました。

あの時のメディアの全局横並びのはしゃぎようは記憶に新しいですが、旅行や広告費で感覚が異常な状態になっているとしか思えません。

自治体によってはヨウ素剤を配ったのに政府によって回収されていた、というのは初めて聞きました。これは本当に酷いですね。いったい誰が責任を取るのか。

メルトダウンを誰が隠蔽したのか、ということも検証と対策が必要だと、訴えていましたが、政府内でもそうですし、本来追求するべきメディアでも、これは報ステやそもそも総研も含めて、テレビ・新聞では全く観ることがありません。共犯なので、振り返らない、のだといえます。

汚染水対策も最初からやらなくてはいけないのがわかっていたのにやらなかった責任はどうなるのか、というのも話していましたが、これも政府・メディア共に全くやりません。

破綻処理を提案しなかったという点、対策しなければならないという声を黙殺した点について、ここでも共犯であり、メディア自体も、言わなくとも自覚があるからやらないのでしょう。

財務省に、経産省だけでやれ、といわれていることがお金をけちっている内実であるとのこと。
財務省は経産省のとばっちりを食らって公務員の給料まで下がってしまったという認識なのだそう。
互いに監視が働かないなど、バブルの時と同じ病巣が、たまたま今回は経産省で破裂したというだけの話ではないか。
とても不合理な感覚だといえます。

当然の話しながら、再稼働より先に、検証と総括が先であるとのこと。
脛に傷を持つ人たちがいるから、判断を誤った人たちがいるから検証されないのだとのこと。これは政府だけではなくて、メディアをはじめあらゆる業界も同じですよね。

海外の原発事故対策のコアキャッチャーの話も出てきましたけど、これは周到な技術ですよね。

これは「デイ・キャッチ」のポッドキャストから聞けますので、興味のある方はぜひ聞いてみてください。

「未来世紀ジパング」では再び親日国行脚の旅に赴き、今回は南洋パラオ。「沸騰!太平洋の親日国パラオ」では、もう少しで1世紀にならんとしている昔の話なのに、当時の兵士たちが食べた食器などが洞窟に散乱。1万2000人がここで戦死し、慰霊碑が。

そこで現地の日本人観光客にインタヴューしていて、この人たちが戦ったから今の私たちがある、といっていましたけど、軍部の暴走の末に開戦して、ぼやぼや待っているだけの稚拙な作戦の末に無駄死にしたのであって、彼らが死んだから私たちがあるのではありません。

無責任に開戦した上に、責任逃れで敗勢になっても講和もせず、その末に起こったのがパラオでの「ペリリューの戦い」です。

戦陣訓や靖国、国のプレッシャーなど、何重もの装置の末に降伏することも許されず、もしくはするという発想も奪われたうえで、自決・玉砕したのです。

この観光客たちも特に考えがあったうえでこのようなことを言っているわけではなくて、癖のように言ってしまっているのだと思います。

だからこその厄介さというか、日本に薄く常識のように存在してしまっている間違った見解だといえます。

それにしても、一カ月くらい、毎日更新をしてみたんですけど、たまにの方が面白いですかね?どうしますかね。そろそろ元に戻るかもしれません。

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