戸栗美術館　館蔵　青磁名品展―翠・碧・青―　その５

「余命わずか…8歳女児にクリスマスプレゼント」（http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000018435.html）とのことですけど、アメリカはスラムは放置しているは人種差別は止まない。格差は酷く固定化されており、オバマが通そうとしている医療保険制度改革法はなかなか先に進まない。

局所的にはよい話なのですが、たまに何か、一人にこのような大げさなことをやって、自己満足に浸っているアメリカをみると、反吐が出るのも正直なところ。

アメリカンヒーローの逆ヴァージョンというか、社会に対する幻影を作り出すための、もしくは幻影を観て気持ち良くなりたいがための、一種の発作のようにも思います。アメリカの方がいたら申し訳ないですが。

民放のＢＳでは今日も高視聴率が望める時間帯で韓国ドラマを流していましたが、本当に、戦略的に市場攻略を狙ってきている国の、安く使える映像を垂れ流しているだけで、腐りきっています。地上波のテレビと伍して視聴率を獲得しようという気概はまるで感じません。

本当に電波を持つ資格がないと思います。競争的に番組を放送できる新しい団体が放送するべきだと思います。

クリスマスにはテレビで毎年恒例の恋人がどうとかという特集をやっていますが、これは広告代理店が仕掛けたものだといわれているんですよね。私のブログを読んでくださる諸賢は、きっとそのような仕掛けには乗らないことだろうと思います。

広告代理店も仕掛けるなら仕掛けるで、花祭を仕掛けるべきだと思うのですが。どこか仕掛けてくれないものか。

天皇誕生日ということで各局のニュースでは天皇の歩みを特集。ひめゆりの塔を観に行ったときに火炎瓶を投げつけられた話をしていましたが、沖縄からすれば、この人の父親が起こしたといっても良い戦争ですので、当然のことと言えます。この時期はこのような抗議があったんですね。もちろん生身の天皇に危害を加えることがあってはなりませんが、戦争責任ということに関しては国内でもっと声を上げる人がいてしかるべきだと思っています。メディアもまったくやりませんが、それを問わない戦争特集、というのは本質的ではありません。やはりテレビジャーナリズムは存在しないと断言できます。

その天皇は個人としては見識がしっかりしていて、特にやはり美智子妃と結婚してから、だんだんと進歩して行ったように思います。今回の憲法を大切にしよう、という話と、安倍政権やその支持基盤になっている右翼の矛盾についてネットでは話題になっていますが、全く矛盾しています。（彼らの論理では）彼らは逆賊でしょう。

この発言に焦点を合わせたものも、テレビでは観ませんね。

またやはり退位して、ゆっくりしてもらいたいな、というのが生身の天皇を観たときに感じること。

退位するということになると、伝統的には自動的に出家することになる。それが国家神道の立場からはうまくないんだと思うんですよね。そういう要素はあるでしょう。戦前を反省して戦後はやめたはずの国家神道は現在も強力に生きているのではないか。

かつての神道と仏教の自然な形を取り戻すためにも、わたしは出家するのが良いと思うんですよね。それこそ、良き「象徴」というものでしょう。

フィギュアはペアやアイスダンスが弱いのがもったいないですよね。最初がないから続く人もいないんだと思うんですよね。最初の育成をスケート連盟なり、国が担うべきではないでしょうか。

フィギュアはやりたい人は本当に多いと思うんですけど、スケート場がなく、個人の負担もものすごく重い状況。国はやりたい人がやりたいスポーツをできるように環境を整備するべきだと思います。それがスポーツ振興というものでしょう。