30日の森本毅郎さんのラジオでは焼身自殺について触れ、日本の新聞には一部に小さくのせるだけだが、海外ではとても大きく報道されている。「集団的自衛権:「9条を壊すな」…新宿でデモ」(http://mainichi.jp/select/news/20140630k0000m010062000c.html)など、デモもあったが、それも取り上げない、と怒りを爆発。
報道して「無かった」ことにするのが日本の大手メディアの仕事です。
明朝のニュースでも気象やくだらない事件ばかりを放送。
政府への諂いであって、最低どのようなニュースが重要なのかという重みを感じるバランス感覚が完全に崩壊しています。
同日のNスタではこの問題を取り上げていて、竹内明キャスターは、チベットの僧侶は独裁政権に対する抗議だからあり得るが、民主主義国家ではやるべきではない、とコメント。
集団的自衛権は国民の多くが反対している事案であり、それを強行するのでこのようなことが起きるのではないか、といったようなコメントがあってしかるべきです。
立憲主義を否定する安倍政権は独裁的であるという指摘を受けています。しかも違憲判決が出た国会で行われていることなのです。本来そのような指摘をするのが常識的ではないのか。
このアナウンサーは目が前原みたいで前からおかしいなぁ、と思っていたのですが、しゃべる程にとんでもないです。
若い世代は大体こんな感じの権力大好き系が多いんですよね。そして年長者の堀尾さんはただぱっと次のニュースに移るだけなのです。
安倍政権は目先の経済成長につられた人が支持した政権であり、書いていない集団的自衛権を改正するのは、おじさんたちからすれば混ぜ物を売るサブプライムローンみたいなものなのではないかという指摘もあります。
同日の吉田照美さんのラジオでは、この事件を報道しないテレビについて。
とくにNHKは酷いです。外国に比べて遅いとはいえいくらか報道し始めたのに対して、全く報じないNHKが際立っています。
公共放送ではなく、国民から切れた利権を囲い込む方向に完全にシフトしているといえるでしょう。国民がしっかりしていればそのような組織はまず持たないでしょうね。
30日のたまむすびでは小田嶋隆さんが集団的自衛権について、NHKのニュース9で公明党の山口代表と大越キャスターが話をしたのだが、キャスターは行使容認が決まったということを聞いてうなずいたただけで、意地悪な質問も何もしなかった。NHKはこのような組織になっているとういうことを。
焼身自殺を黙殺した、ということもネット上で問題になっていますし、原発事故や海外でも報道されたデモの無視を反省するどころがどんどん偏向しています。
その裏の大竹さんのラジオでも森永卓郎さんが集団的自衛権を取り上げていて、守ってもらうなら何かを出さなくてはいけないということなのでは、と阿川さんがいうと、同盟国全体の駐留経費を半分以上払っている、とのこと。
お金の話がぽんっと出てくるのが森永さんらしいですが、基地があることによる沖縄の人の犠牲も重要なことです。
つづいては公明党についてで「人は権力を持つと変わってしまう」とのこと。「森永さんもそうよ」と阿川さん。
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