「スカッシュと空手、五輪競技採用へ課題…野球&ソフトと争いに」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000017-sanspo-spo)は、以前は全くソフト・野球の当落ばかりで空手が話題になりませんでしたが、今回はそこそこ取り上げられていますね。
テレビ局との繋がりの濃淡の差があってとっさに反応できなかったんだろうな、と今になってみれば思います。
森本毅郎さんのラジオでは間違えて阿呆大臣と読んでしまい、スタジオの笑いが止まらず先に進めない状態に。
失言についてテレビでは、思ってもいないことを言ってしまったのでは、と擁護の声の女性の街頭インタヴューを流したところもありましたが、それこそ思ってもいないことを言っているのでは。
荒川強啓さんのラジオではアベノミクスに賛成か反対かの討論をやるとのこと。
本来なら本当の争点を取り上げるのがメディアのあるべき姿ではないだろうか。
郵政選挙との共通点はすでに指摘されていますが、争点を決めて、あとは大手メディアでそこを美化してごまかした情報を流せばおしまい。
このようなことが何度もまかり通ろうとしているのも、政府と癒着しているメディアとその仕組みが存在しているからこそなのです。
金子勝さんは「メディアのサラリーマン化」という言葉をよく使われますけど、本来の権力に切り込む仕事をしないでサラリーマン化してやっていけるのは政府と癒着しているからに他ならないんですよね。
8日の大竹まことさんのラジオでは「特定秘密保護法 「留学・海外勤務経験者は秘密漏えいする恐れ」との内調メモに批判続出」(http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/07/special-secrecy-law_n_6285698.html)をやりましたが、言わずもがな。
純国産の方が信頼できるというわけ?という阿川さん。
全く突き放してみれば、冗談でもないようなことで、笑える状況になってきていると感じます。
モーニングバードは「7~9月GDP改定値 -1.9%に下方修正」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141208/j67436610000.html)を恐らく他局と同様に速報の字幕で伝えましたが、いつもは仰々しい速報の音楽とともに流すのに、無声。下らない大臣の就任のニュースなどでは、いらないのにものすごい音を立てるんですけどね。
NHKではこのニュースに被せて、上の字幕で「日経平均 一時1万8000円台回復」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141208/j67436810000.html)のニュースを。株と実体経済は関係ないですし、ドル換算では増えていないのです。無理やり未来のお金をつぎ込んであげているだけなのに、そのような指摘をするテレビ局はありません。
続いてはすかさず「10月の経常収支 4か月連続の黒字
」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141208/j67436710000.html)を流しますが、アベノミクス以前は通常のことであって、それ以前と比べて大きく目減りしており、明るい材料ではありません。
海外からはアベノミクスの失敗は、自明な、周知なことであって、政府の言うことをそのまま流す大手メディアが存在する日本に住んでいる人たちだけがそれ知らされません。
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