「天皇陛下の戦後70年“慰霊の旅”への思い」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=41819)は今上天皇の生い立ちを。
戦前の東京と焼け野原になった東京をみているとのことで、その衝撃はすごかったと思います。
この後平和教育を受けるわけですが、ちょっと早くてもちょっと遅くても、今の感じにはならなかっただろうな、と思います。
これと美智子妃の影響で立ち居振る舞いなども格段に上品になったと聞いています。
天皇家に対しては日本国民としていろいろありますが、今上天皇を個人として見た時に立派なのは間違いないところ。
特に良かったのは米長の騒動「国旗・国歌「強制でないのが望ましい」天皇陛下が園遊会で」(http://www.asahi.com/edu/news/TKY200410280332.html)の適切な対応。
このような対応を取らなければ米長は天皇のお達しだと強制したのでしょう。そうなれば国も不幸ですし天皇家への反発も強まります。
羽生さんは「遊びは芸の肥やしというのは違うと思う」と折に触れて話されますけど、それは要するに上の世代の遊び方が余程だらしなかったのだと思います。
そういう世代のレヴェルの低い棋士だったのではないでしょうか。
今日の名人戦の6八飛車は面白かったですね。良さそうで好きな手なんですけど、玉飛接近形は想像以上に勝ちがたいというのも経験則です。
また「天皇皇后両陛下がパラオ到着」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=41820)で米兵の冥福も祈ったというのはまさにこれこそ「怨親平等」を使う場合です。
靖国神社と小泉元首相の使い方は誤用です。
沖縄戦について常に語られていたという皇太子と秋篠宮の証言をが挟まれた良いVTRでしたが、最後は古舘さんの「発言を(中略)都合よくあんまりとっちゃいけないというか」と古賀さんが指摘する保身の揺り戻し。中島さんの話にうなづくところも率直に言って感情が入っていなくて気持ち悪いです。
なるほど、内幕は古賀さんの言う通りなのだなと納得します。
今上天皇の気持ちがどこに向かっているか考えるべきではないかというべきではないか。そもそも平和というのは政治思想でもなんでもないのがあたりまえです。
次の「日米防衛相会談「辺野古移設が唯一の解決策」」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=41824)での古舘さんの「じゅくじゅくと」も意味不明。事実に即すなら、問答無用でやるで良いのではないか。
これだけ言葉を含めておかしなことが行われているのに、批判をしないで保身を図ろうというのではないか。
司会が代わるにしても、人材はどうだろう。やっぱり久米さんの時代が懐かしいですね。
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