NHKスペシャル"世界最強"伝説ラスベガス 世紀の一戦

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究極の矛盾対決で注目を集めたパッキャオvsメイウェザーの一戦。

「パッキャオ「けが隠し」で損害=ファンが集団訴訟―ボクシング」(http://news.yahoo.co.jp/pickup/6159055)などこの問題は広がりを見せていますが、パッキャオに虚偽記載があったことは確かな模様。

日本では似たような契約不履行や詐欺の臭いがあっても見逃されることが多いです。

アメリカの訴訟社会という特殊性や日本の「なあなあな風土」といった指摘で片づけられることが多いですが、私は社会の倫理観が低いだけだと考えています。

伝統的・宗教的な精神を社会で生かさず全く捨ててしまった結果だと思うのです。

私はWOWOWに入っていないないので、仕方が無く録っておいていた「NHKスペシャル”世界最強”伝説ラスベガス 世紀の一戦」を視聴。

驚きなのは映った限りではパッキャオの練習環境が貧弱過ぎることで、これで大丈夫なのかと思うくらい。ファイトスタイルも懐に飛び込んで強打を雨霰と打ち込むわかりやすすぎるスタイルで、ボクシングというよりは拳闘的といえるでしょうか。

今は先進国では医療やトレーニングが発達して選手寿命が延びていますので、パッキャオもそういった恩恵にあずかれるといいですよね。

ショービジネス全体を扱った内容で、単純にして巨額な印象。これではプロモーターがなんの仕事をしているかわからないくらいですが、調べてみると薬物がどうとか、あんまり放送しにくいところで細かな折衝を重ねているみたいですね。

W杯の時の「NHKスペシャル FIFAワールドカップ 第3回 サミュエル・エトー ~アフリカを背負う男~」以来の社会環境から俯瞰した面白い特集でした。

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