発売中の週刊現代の「戦後70年、夏の特別企画 戦争の有名人 その子孫たちは」は、まだ見出ししか見ていませんけど、「児玉誉士夫の息子はTBS役員」とのこと。
なかにし礼さんとか、今では平和運動の一方の担い手ですけど、結婚の仲人は児玉誉士夫にやってもらったそうなんですよね。悪びれも無くこの前新聞で語っていましたよね。
ここら辺はどう辻褄を付けているのか。若いころなどは栄達を目指して一直線ですから、人生で一貫しないところがあるんでしょうか。こういった捻じれにも日本の戦後の矛盾や平和運動の皮相さが入っているのでしょう。
児玉家はやっぱりメディア系に力が強いんでしょうね。
「戦犯の家族」と呼ばれて」とのことですが、裸一貫独力で這い上がったのなら評価もできますが、先祖の遺産や人脈を元手に暮らしているのであれば、そしりを免れようと思うべきではないと考えます。
児玉家や政治家に当てはまりますが、なにか職人であるとか科学者とか専門性で勝負する職種につくべきであって、このように人脈がモノを言う政治に近い業界に来るべきではないとも考えます。
もっとすべて財産を取り上げるなり、刑に服させたり、しっかりした処置を国が取らなかったから、子孫も逆に自由にならない面があると思います。
あとやるべきだと思う特集は、戦犯や戦犯の子孫の収入が日本国民の平均と比べてどの程度の水準にあるのかということ。もし高いようなら、日本の戦争に対する総括の失敗をさらに裏付けるものになるでしょう。
コメント