8月3日 大竹まこと ゴールデンラジオ!ゲスト森永卓郎(経済アナリスト、獨協大学教授)

#その他文化活動

森永卓郎氏の話はTPP現状のまとめ。

「小麦の一括購入で高く購入して」とのことですけど、やっぱりこれは高く購入するための仕組みなんですね。メディアに全く問題視されませんが。

アメリカやフランスの所得補償は物凄く手厚い。フランスは95パーセント農家の所得がほぼすべて税金で賄われている。公務員のようなもの。

日本は16パーセントで、競争条件が違い過ぎて競争にならない、というはなし。

日本では16パーセントの保証があるということですが、それは保証というより恐らく減反分の支出でしょう。

日本の農業予算はほとんどが土木事業の予算。
国道の横に並行に農道を作ったりしているんですけど、農道は穴ぼこだらけ。作ることが目的なので補修されないのです。

「何故食糧安全保障を全く考えないのかどうしても納得できないんです」とのこと。

一番自給率が低いイギリスで戦争が起こったら食べる量を3分の2に減らせば済むが、日本は4分の一には減らせない、という話。

安保法制を強行したり辺野古の基地建設を強行することと、原発推進やTPP推進は矛盾することは基本知識になるべきです。

ちょっと戦争が起こったら輸送にリスクがあるので、食糧の輸入は一気に断たれるんでしょうね。意外と簡単に陥りかねない苦境だと思います。

乳製品の規制だけは守られそうになったのだがそれは「乳製品だけはアメリカも日本も輸入国だから」。すべてはアメリカのご都合主義、とのこと。

「今は撤退のチャンスだ」とのこと。

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