いま戦争体験を語り始めた元兵士…安保法成立どう思う

#その他文化活動

「いま戦争体験を語り始めた元兵士…安保法成立どう思う」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=43518)は当時の諜報機関が、投下の前から特殊爆弾(原爆)を搭載した戦闘機をアメリカが日本周辺に配備したことや、当日広島に飛んでくることまで掴んでいて参謀本部に情報を上げていたが何も生かされなかった、ということを当時諜報機関に務めていた鈴木忠男さんがはじめて告白したという話。

当日の広島では直上にB29が来ているにもかかわらず空襲警報は鳴らされなかったのだそうです。

恐らく「混乱」しないことを人命より優先したのでしょう。

SPEEDI隠しと発想が同じで、責任を取らない、取らせないところまで同じです。日本政府は全く学ぼうとする気配がありません。

特定秘密保護法ができ、立法も司法もないがしろにして行政がすべて独裁で決めるようになった、戦前と同じ空気になってきた、という鈴木忠男さんの語る雰囲気は鬼気迫るもの。

誇張も何もなしに本当に似ている、のだということが良くわかります。危機感がひしひしと伝わってきます。

特集では同時に安保法制に対するいろんな人のコメントも同時に流していて、山田洋次氏などの反対意見を流す中で宮家邦彦氏が政府のやり方を擁護。

平たく言うと「中国が戦争を仕掛けてきて初めてありがたみがわかんるんだ」というコメント。憲法違反を堂々と正当化する人間をテレビはデフォルトのコメンテーターとして各所で使い続けています。

こういう発言を宮家氏がするというのは、合政府的で自分に利益があるというのが一つと、この前言った通り人種差別が根底にあると考えます。

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