1月24日サンデーモーニング

#その他文化活動

は年金について。

小幡績氏に話を聞いていましたが、かつて内部にいた氏と特集を作っている関係か、GPIFのかつての無駄遣いを指摘しない年金特集が増えています。この放送も典型的なその一つです。

また氏は年金を増やすためにやっているのだ、という説で説明するので、安倍政権の株価浮揚策であるという政権批判を報道する側がしなくて良くなるのも特徴。

小幡氏が意図的に視界の狭い説明をしているのか、それとも内部の感覚なのかは不明。「原発ホワイトアウト」に核武装の論点が出てこなかったように、公務員には純粋に政治的な事柄が視界に入っていない可能性はあるでしょう。

小幡氏はそもそも総研で、官僚は国民やメディアに説明してもわからないだろうから説明しないのだ、と言っていましたが、その虚妄を批判するべきではないか。

氏がGPIFが出した巨額損失にどれほど関わっているか関わっていないかは知らない。しかし客観的にみて需要な要素なのだから、言及し、厳しく批判するか真率に振り返るのが当然ではないだろうか。

また取材者は小幡氏に対して最初にそのことを問わなければなりません。

スタジオでは大崎麻子氏も年金が少ないので増やそうとするのは「わかる」として、無駄遣いを指摘せず。腐っています。

萱野稔人氏は、株価のためにつぎ込んでいるのではないか、と言っていましたけど、この視点がコメンテーターのちょろっとした注釈として扱われる報道はとても偏向しています。政権に媚を売るので精いっぱいなのでしょう。

佐高信氏も禁じ手の博打だ、と言うだけでこの根本を指摘せず。この人は表情のつくり方がいかつくて言葉が汚いから何か言っているように錯覚してしまいますけど、いつもこんな感じなんですよね。

どす黒さに定評のある寺島実郎氏も岸井氏もどうでも良いことを言うのみ。

VTR終りでは「年金をもらう人が増えたから」株につぎ込むのは理解できるという街頭インタヴューを流して嘘をついた報道をする始末。積み立てたものをすべて無駄に使ってしまったので、現役世代のお金を年金に回すことになったのです。

この街頭インタヴューで嘘をつかせるやり方は以前からありましたが、原発事故時に顕著になったもので、私がどれだけ批判しても全く反省の色を見せる気配がありません。

このテレビ局は本当に許せません。

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