NHKスペシャル アジア巨大遺跡 第3集 地下に眠る皇帝の野望 ~中国 始皇帝陵と兵馬俑~ その2

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皇帝陵の一隅にある兵馬俑は農民が井戸掘りをして見つけたといいますけど凄いスケールです。

即位した13歳から墓を作り始めたとのこと。

墓の上には都を再現。兵馬俑はその都を守る軍団を再現したものだとのこと。世田谷区の面積とほぼ同じの墓の周囲にはいくつも穴があり、そこにも人形が埋められているとのこと。これは官僚機構を表すのだそうです。

つまり始皇帝陵とは当時のすべてを残したものだった模様。いわゆる兵馬俑はその官僚機構を表す軍事の一部門なのだそうです。

これは始皇帝の永遠に対する執着のなせる業なのでしょう。
それが考古学的な成果に結実したのだと思います。
始皇帝の思惑の通りすべては伝えられ残ることになったのですから、その情熱が伝達されたわけです。

番組では博士が他の墓から出土した漢字などを簡単に読んでいましたが、発掘したものを簡単に読めるというのも良く考えればすごいことです。現代につながる連続性があります。

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