「(東日本大震災3年)リスクと向き合う 大阪大学特任准教授・神里達博さん」(http://www.asahi.com/articles/DA3S11011591.html)は「御用学者批判やめ」という見出しが打たれていたので、まさかあの嘘を何度付いた数知れない御用学者たちを擁護するのか、と驚いたのですが、きっと記者の文脈の切り取り方が良くないのかもしれない、新聞は無責任社会を先頭で引っ張っているからね、と思って中身を読んでみると見出しから受ける印象と大して変わらないことが書かれていて驚き。
御用学者と呼ばれている人たちは、事故直後に拡散された放射性物質を放射線にすり替えて解説をして安全を強調したり、メルトダウンを隠蔽したり、プルトニウムを飲んでも大丈夫と言っていたり、100msvまでは大丈夫といっていたり、原発は安い電源であるかのようにみせかけたりするような人たちで、おおよそ科学とはかけ離れた人たちです。
ここでの御用学者は、市民のやり方によっては知識を得ることが可能な人たちととして書かれています。
そういう認識すらなく、学問をやり、教授を名乗っているのでしょうか。
また、想定外ということばを分析するのであれば、当然、事故前に東電が津波の警告を無視したことは考慮に入れられるべきですが、それについても書かれず。「エキスパート・ジャッジメント(専門家の判断)とは、そういうものなんです。」というような側面を語ります。
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