2014年12月18日 大竹まこと ゴールデンラジオ! その1

#その他文化活動

2014年12月18日の大竹まことさんのラジオの冒頭は内田樹さんの(http://blog.tatsuru.com/2014/12/20_1229.php)の元記事を引いていて、自民党が争点は経済だと言って国民も同意した、とのことですけど、変数として途中のメディアは見逃せません。メディアで活躍する人にありがちな飛躍なので、とりあえずはこれが一つ。

本論は、経済成長無しでも生きて行けるような社会にしなければならない、という話。

経済を極めると民主主義がなくなる。経済を優先するなら日本を株式会社化するのが一番だが、それでいいのか。戦後の政治のあり方を捨てることになるのではないか、とのこと。

電力の岩盤規制など経済の足を引っ張るだけという点で「株式会社」の真逆であって、今の日本が株式会社化しているというのがまず観察不足です。

原発の「貧乏神話」もそうですけど、安倍の路線か、成長無しかというこの二項対立が一番まずくて、裏で安倍政権を強力に支えている言説だと考えています。

「資本主義は、もう「戦争」でしか成長できない 思想家・内田樹×政治学者・白井聡 特別対談」(http://toyokeizai.net/articles/-/125090)と、最近は「もう成長しない」という言葉をキーワードに本を出版されましたけど、その部分はいまだに変わっていないことがわかります。

伝統的なコモンズ論なのかもしれませんし「成長しない」といわないと経済学的な分野の知識が無いと発言できなくなり、思想家が発言しづらいからではないかなどと思うこともあります。

成熟という観点からもう一つ付け加えれば、人間前に進むようにできている、と前に言いましたけど、そういう視点から言うと、前進していない成熟国家は老いただけで本当に成熟しているとはいえないんですよね。

振り返って東洋哲学を参照すれば、仏教には修証一如と言う言葉があります。これは人が一心不乱に仕事に打ち込むさまにも使われていた修飾詞です。ことわざにも流れる水は腐らずともいいます。つまり一心不乱に動的に進んでいる状態が人間として自然である、という考えがあるんですね。

これは国家も同じことだと考えます。

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