「取材で感じた”隠れトランプ”の切実さとメディア不信」

#その他文化活動

http://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/hidden-trump-supporters-and-media-distrust_b_12906242.html)とのことですが、隠れトランプはいわゆる本音と建前であって、欧米は本音と建て前は無いとか、本当にむちゃくちゃな言論だと思います。
日本での予測の誤りの一部にこういった言説の影響もあったのかもしれません。

文中の「もし利己的になるならトランプです」という言葉には考えなければいけません。

クリントンに入れた「リベラル」な連中も、Rust Beltのトランプ支持者の様な状況に置かれたとしたらそれでもクリントンに入れるかというと疑わしい。それと同じことは日本の「リベラル」にも言えるでしょう。

例えば既存メディアが彼を面白おかしく取り上げるときに、そこに共感は無かったか。投票しないまでも面白いと思う心は無かったか。

あなたの心の中に、内なるトランプを飼ってはいないだろうか。

クリントン支持者とトランプ支持者を善と悪に分類して考えられがちですが、その見方では本質はみえてきません。

つまり、社会全体の自由で寛容な精神の地盤沈下こそがトランプ現象の下地にあると考えるのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました