クラシック倶楽部 スウェーデン放送合唱団 演奏会 レクイエム 二短調 K.626 (モーツァルト作曲)

音楽

いやー、きれいですねぇ。
ゆっくりしたテンポなのに、もたれた所がまるで無いのが良いと思います(笑)
「怒りの日」も実に遅いです。縦の線の勢いを削いでいるので、デモーニッシュな表現ということでは、それ程では有りませんが、普通の意味での表情はちゃんと付いていますので、モーツァルトの音楽を素直に聴かせてくれる、ともいえるかも知れません。
「涙の日よ」も透明感もありますし、北欧らしい合唱音楽だと思います。

そもそも当然なのかもしれませんが、喉に力が入っていない所も良いです。

それにしても、映像を見ながら聴くのは楽しいし、勉強になるんですけど、やっぱり音そのものに対する把握力は落ちますね。日本の評論界はレコードに依存した特殊なものだといわれますが、意外とプラス面も大きいのかもしれません(笑)


(7年くらい前に書いたものをそのままアップしました)

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