2月28日大竹まこと ゴールデンラジオ! ゲスト深澤真紀(コラムニスト、淑徳大学人文学部客員教授)

#その他文化活動

は先週に引き続き再び森友学園について。
本来のメディアの機能としては当然とはいえこのコーナーの反応は機敏でした。

いろいろ問題はるあが「私としては教育の内容が一番の問題」、と深澤氏。
極右をテーマに何回か語ってきたことがここで繋がったという感覚を持たれているらしい。土地取得を一番に上げる人が多いと思うんですけど、女性は子供の教育に敏感だというのもあるのでしょうか。

昭恵夫人の教育内容を絶賛する言葉が東京新聞に載っていて、これで何かの勘違いである、という風には言えなくなったとのこと。

この教育を3月1日「羽鳥慎一モーニングショー」では「愛国教育」と表現。この番組ではこれが愛国ということで良いのでしょうか。国粋ではなく。

解説役として呼ばれていた最初にこの事件を掲載した朝日放送の人は「バイタリティに溢れている」「人間力のある方」と理事長を表現。仮にでもそのような表現はするべきではありません。

石原良純は必死に擁護していましたけど、だったらお前はこの学校に子供を入れるのか?

人に教育勅語とか言わせるのは好きなんだけど本人たちは入れないんだよ。本来だったら自民や維新、日本会議系の親たちがこぞってここに子供をいれなければおかしい。

権力の傍で、国粋教育を掲げるものは常に自分はする側に身を置いてされる側に立つことを考えない。

そんなに重要だというなら、自分は朝一人で教育勅語を毎日朗誦しているんだろうな?精々家の中で一人でそれをしているだけだったらこういう事件は起きなかったのにね。

「司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰・龍馬・晋作の実像」(一坂太郎 (著))(86ページ)のみならず、司馬遼太郎さんの読者も常に抑圧される側ではなく権力者に自己投入すると指摘されていて同じですが、ざっくり言って産経思考ということでしょう。

司馬遼太郎氏自身は普通の意味での右翼では無いけど視点は共有しているといえます。

俯瞰的と氏の文学は形容されますけど、氏に嘘記述が多いようにやることをやらないで、人としての基本を守らないで「俯瞰的」だと「上から目線」といえるわけで、全体的に「上から目線」の時代の文学といえるのかもしれません。
政治家・官僚・メディア……それは思想を問わないものであるといえます。

私立だからどのような教育をしても自由だという人がいるが、特定の政党を応援しており教育の憲法といわれる教育基本法に抵触している、という基本の抑え。

当たり前とはいえ歴史修正主義者たちの常として必ずこのような詭弁を弄して来る。
2月28日「みんなのニュース」では、産経の記者が、私立だから教育は自由だという論法を展開。今回の問題の最低値知識も抑えていないか、オルタナティヴ・ファクト。ボケたふりをして無視をしているのでしょう。

この場ではたれも反論もしないし、真実も言わないので、余程知っている視聴者以外は、そういわれればそうだな、と皆思ったはずです。「言ったもの勝ち」詐欺師が野放しにされています。

なぜこのようなことが行われたのか。豊洲と同じで「だれがいつOKしてハンコ付いたのか」が重要と大竹まことさん。実にその通り。
丸山眞男の嘘理論でそこをごまかし粉飾しようとする人が多いですが、決してそれにごまかされてはなりません。

深澤氏は校長の暴走として「矮小化しようとしている」と指摘。

メディアの報道としてはたとえばフジは「昭恵夫人」を正面に押し出すものが目立ちます。その気まぐれ勘違い、というような文脈でごまかしにかかります。

一見非難気味にみえる報道にこそ気を付けなければならない、というような場面に来ているといえます。

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