休憩後は4人の決め曲をそれぞれ披露ということで黒岩航紀氏の
ブラームス パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 作品35
から。
あんまり聴いたことが無かったんですけど、リストの「パガニーニによる大練習曲」のようにパガニーニの主題によって技巧的な曲を作ったようで、ピアノの奏法の可能性を追求したものとのこと。
黒岩氏は、この曲によって「そのピアニストの価値がわかる」とのコメント。
技巧がすごくて音が飛ぶので結果的にリズム音楽的な雰囲気も。ジャズが得意な黒岩氏の勝負曲だというのがわかる感じでしたね。
一方で濃厚だったり透明度の高いパッセージも挟まれていて、堪能させてくれる演奏です。
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