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はポゴレリチのインタヴュー。
日本ではエキセントリックなプレイヤーとして紹介されることも多いですが、その言葉は真面目であり、ベートーヴェンやリストの系譜に連なる正統派をもって自らを任じる気概に満ちています。
西洋と違って東洋には向上し続ける文化がある所に惹かれているとのこと。
北斎の有名な遺言あたりを読んだんですかね?あれは東洋哲学の清らかな部分が出ている言葉ですよね。
「道」の思想でありその道はどこまでも続いていきます。
キリスト教は信仰を確立するところがゴールで、若くとも宗教的に完成されうる。もしくはそのように見なされる場合が多いです。
若くして亡くなっても列福されたりもします。ジャンヌ・ダルクのような若い宗教的英雄も存在します。
その影響かキリスト教文化圏は全体的に熟年の円熟より若さを重んじる文化であると思う。
東洋の聖人はそれに対しておじさんばかりだと嘆かれたりしますけど、それはある面向上し続けることを重んじる良い面が表れていることでもあるのかもしれません。
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