BS-TBS 第28回 泉涌寺音舞台 2015年9月12日

文化

ボレロの音楽で京舞の5世井上八千代が舞った「泉涌寺音舞台」を鑑賞。

五世井上八千代は大地に根を張った様な4世の踊りを受け継ごうと努力されているとのことで、観ていて自分も重く腰が地面に引張られるような気持ちが致しました。

踊りはお家騒動とかあるところもありますけど、5世の踊りは表情に真摯さが満ちていますよね。


東西の融合というのは難しくて、本当に水と油で調和させ辛いんですよね。
日本の伝統音楽は西洋音楽のリズムや調整を打ち破るものであって、現代音楽をやっている人に意外と愛好者が多いとも言われています。

踊りでもってボレロにそういう破調のリズムを刻むことによって、現代的な味をプラスしていたように感じました。

そしてその本質はどこまでも合自然的、調和的なのです。

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