は世界の金余りについて。
スニーカーでこれだけ儲けられるというのは、なかなか想像しがたい世界だ。それだけスニーカーが人の射幸心を煽る様な商品として出来上がっているのだろうね。
「投資」という言葉を使っていましたけど、転売ですよね。
「投資」成功したアメリカ人のヤングがグッチであるとかブランド物で身を固めていたのが印象的だ。
日本人ばかっかりがこういうことをするといわれていましたけど、アメリカ人でもお金を持っているとやるんですね。
中国でもすごく金が余っているようですけど、本当にかなりの部分は知財を無視して他の国から巻き上げた金でもあります。
それにしてもバブル付近の日本人の雰囲気にそっくりでですね。
ラストベルトとさんざん言われたデトロイトは投資を呼び込んでいま繁栄を謳歌しているらしい。
真山仁氏は投資をするアメリカと内部留保を溜め込む日本の違いは資本主義と資本主義っぽいけど違うものの差だ、ということをいっていましたけど、90年代までの交渉でアメリカに先端技術を潰されてその結果投資先がなくなったのは大きいと思う。
日本社会を語るにはアメリカの干渉は欠かせませんけど、話を聞いているとそのことについてこの人の小説にはちゃんと入っているのかなぁ、と疑問に思いました。
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