NHKドキュメンタリー – エマニュエル・トッド 混迷の世界を読み解く その6

かつてマルクスは「世界の労働者よ団結せよ」といったが団結したのはエリートだった。エリートと労働者が団結し国という単位を大切にしなければならない、とトッド氏。

この団結を一番邪魔しているのは、いわゆる内部のプロレス的なものだと思う。エリートとして団結しておきながら自分は団結していないよとカモフラージュのポーズを取る人がかなり多いということです。
そして労働者はそれに騙される。これを見つけ出してその欺瞞を指摘することがとても大切だと考えています。

あらゆる人の個性・伸びたい方向を伸ばし役割を果たさせる社会こそが、分断を防ぎ、幸福な社会を作ると私は考えるのです。

世界は経済より大切なものをみつけて行くだろう、というトッドの予見はそういったことともリンクするのかもしれませんね。

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