では岸井氏が詰め込み教育からゆとり教育になって、また詰め込み教育になっているという揺り戻があると解説。
円周率が3になっただけで結局受験の終着点は変わらず、ぎすぎすした社会の新自由主義的な風潮は強まっていました。学校で教えないので、金持ちが有利になる制度が「ゆとり教育」だったと思います。
ゆとり教育によってゆとりが生まれた、という所から議論を出発させることが間違っています。
「風を読む」は介護問題。街頭インタヴューをされた人が「ストレスのはけ口を弱い人に向けるのはおかしい」と言っていましたけど、ストレスは常に弱い人間に向けられるのであって、指弾されるべきはストレスのかかる職場環境そのものです。
この問題の一番解決策としては、厚生労働省の研修、または退官する時に、介護現場での経験を積むことを必修にすればよいのではないか。待遇改善待ったなしになるでしょう。
スタジオで岸井氏は介護する側とされる側という区別をするのが良くないと言い、それはその通りなんですけど、ここでもまた政府の政策に切り込まない一般論しか述べていない所をみなければなりません。
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