組織委、エンブレム担当2人の退任発表 電通の社員

#その他文化活動

「組織委、エンブレム担当2人の退任発表 電通の社員」(http://www.asahi.com/articles/ASHB253Y0HB2UTQP022.html)と一番奥にいる責任者と言われる人間、組織には何のお咎めも無し。メディアの癒着で、結局電通の闇は掘られなかった。

ここで電通という名前を出しているのは安全圏に逃げ切ったので最低限のアリバイは残せると思って付けたものでしょう。(しかも本紙では超重要記事にもかかわらずベタ記事中のベタ記事で、タイトルから電通の文字が抜けています)

電通で仕切ってやればどんな利益誘導でもできるという驕りがあったのではないか。

遠藤利明オリンピック・パラリンピック担当大臣は、皆に責任がある、と責任を薄めて「無責任の体系」に持ち込もうとしていました。

そしてそれに倣って、テレビでは「責任の所在があいまい」の大合唱。佐野氏のデザインを修正をしてまで採用した人間に責任があるに決まっているのです。それこそが不正です。

そしてその本体は、電通であると言われています。

このことからも「無責任の体系」とは組織構造そのものに宿るものではなく、それを指して(責任を指摘することによるデメリットから逃れるために)「無責任の体系」と(歪曲して)評価する周りの評論そのものに宿るものであることが観察できます。

新国立競技場の時と同じことが繰り返されることについて構造的な問題も指摘されていますが、なにがあってもメディアが「責任の所在があいまい」で済まし、責任を免罪するところに構造的な問題があると指摘せねばなりません。

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