「英首相 空爆をシリアに広げる計画提案へ」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151118/k10010310451000.html)とのことですが、イギリスは空爆に参加していなかったのでテロは逃れた形。
しかしアサド政権が化学兵器を使った時に、イギリスの議会が空爆に反対し、それでイギリスが参加しなくなり、なし崩し的にアメリカもそれ以上の介入をやめてしまいました。
その後のシリアでの犠牲者・難民は第一義的にアサド政権とそれを支えたロシアの責任ですが、第2の責任はこの時に一気にアサド政権を潰さなかった「有志連合」の責任です。
今回フランスでテロが起きたのもこの時の決断が招いたといえる。そうであればイギリスがこのテロの責任をいくらか負っているといっても過言ではないでしょう。
実際そういう負い目を感じていると思う。
イギリスはチェンバレンの愚を再び犯したのではないだろうか。(このことはイラク戦争開戦の時にも引き合いに出されたようなので注意しなくてはいけませんけどね)
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