は「トヨタ株主総会、新型株を承認 個人安定株主増やす」(http://www.nikkei.com/markets/features/36.aspx?g=DGXLASGD16H3P_16062015MM0000)の読み方について。
トヨタの外国人株主が3割超えたとのこと。これは驚きですね。
3割以上外国の人が株を持っていると海外企業という定義になるのだそうです。
なので日本人株主を何とか増やそうとしているのがこのニュースのこころとのこと。
日本の株全体の31.7パーセントが外国人株主であるとのこと。
以下3割超えている超巨大企業を列挙。
日本はアメリカの国債を買って財政を支え、アメリカは日本の株を買ってがっぽり稼いでいるとのこと。
純利益の4割が株主配当。株主配当ばかりで賃金は上がっていない。つまり賃金が株主配当に化けているのだとのこと。
室井さんが、こういうことをしないと企業が海外移転すると必ず反論が来る、というと、企業が良くなっても全体が良くなっていない。という反応。
「企業栄えて国滅ぶ」を警戒しろということでしょうか。
もはやグローバル企業は日本の企業でもない、とのこと。
安倍政権は「日本を売り渡す」だ、というのが結論。
安倍本人がやっているのが取り巻きがやっているのかどちらなのか、と太田さん。
これについては明確に言っていない感じですかね。小泉政権の時と同じだ、とのこと。
確かに安倍は馬鹿で反知性主義ですけど、それは取り巻きも同じなんですよね。
ここを観ていくのがとても重要だと考えます。
「反知性主義」が社会に充満していて、その担い手には大学院まで教育を受けている人も多いです。智慧はないが知識のある人はいます。
煩悩に負けてその知識から得る結論が曇ってしまって反知性主義に陥るのだという視点が大切です。さらに知識を積み増しすれば解決する問題では全くないことは強調したいです。それがいま社会が陥りつつある陥穽であって、とても危惧しています。
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