「花柳流お家騒動・貴彦氏、とにかく話し合い」(http://www.ytv.co.jp/press/entertainment/TI20150748.html)ではモーニングバードで松尾貴史さんが家元の決定は絶対だから従うべきだ、といっていたのが驚き。
どんな理不尽でも従うというのは思考停止です。
日本の家元制・縦社会はトップに立つものが道に達していて公平であることを前提に成り立っているんですよね。そこが崩れてしまっていることをもっと深刻に自覚しなければなりません。
これは一つは以前に指摘したように今の日本文化は技術だけ残ってかつての精神と切り離されて存在している、というのが原因です。家元制ではなく、なんでも決まりでやる形で拘束する部分を増やすか、精神性を何とか立て直すかの2択だといえます。
後者はすぐには取り戻せないので、とりあえずは前者的に裁判ということになるのは自然だと思います。
玉川さんが言っていたように利益の話しでもあります。
松尾さんは結構変なことを言うから地なのか、花柳流と繋がりがあったりするんですかね?
そもそも総研は異常気象。現代は大きなスパンで見ると氷河期の中の間氷期という例外的に暖かい期間で、それが長く続いたからこそ人間の文明がここまで発展したという話。
農業が可能になって文明が発祥したということで、人類の歴史の中でいきなり文明が発展したことと照らし合わせて理に適っています。
グラフから寒い氷期の絶壁はすぐそこに見える感じで、暖かさの貴重さを切実に感じます。よく天文の話しでは太陽の寿命が来たら人類は地球から逃げなければならない、とやりますが、これは氷期が来ただけで絶滅しかねません。
2万年前の大陸と地続きの日本地図も出ましたが、100m海面が低く日本もすべて地続き。縄文の遺跡とか、このころにできて瀬戸内海の水底に沈んでいるものが多いと聞きました。
私も前にちょこっと書きました。
松尾さんは、地球ができてからを一日とすると人間が生まれてから6秒である。これで異常気象と判断するのはおこがましい、といっていましたけど、そういう要素は大きいと思います。
一度も触れられませんでしたが、影のテーマはエネルギーについてでしょう。玉川さんは再エネはあまり推さないんですよね。むしろ石炭火力などの特集が目立ちます。
私は再エネ推進派ですが、過度に温暖化に寄り掛かった推進論には非常に違和感を覚えています。これは原発推進のロジックでもあって、その表裏でもあります。半ば切り離した方が良い要素だとすら思っています。再エネを普及させていく論理の中に不確定なものがたくさん混じってしまい土台が安定しないというのもあります。
化石燃料の環境汚染や埋蔵量などの観点、原発のようにごみや事故などのマイナスが無いエネルギーで、持続可能である、という部分こそ大切にされるべきでしょう。また少し経つと技術革新で非常に廉価であるという修飾もつくに違いないのです。現在でも地熱はそのようなものですが、それをほぼ利用しない日本は何かがおかしいと確実に言えるのではないでしょうか。
これだけの惨禍を出し責任も取らず、日本全体を壊滅させるところだった、高いエネルギーである原発を推進するというのは正気の沙汰ではないのです。
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