「サンデーモーニング」の「風を読む」では民意がなかなか反映されない状況を特集。
スタジオで大崎麻子さんが、市民が判断するための情報を提供していない、政局中心ではないか、とマスコミの報道に苦言を呈していましたけど、その通りですよね。政局報道=サボタージュ、とみていくことが、メディアリテラシーとして重要だと思います。
いつもは岸井主筆の前で入るCMが不自然に遮るように入りましたけど、こういうことを言っているとブラックリストに載ってしまうんですかね?
それでまた齋藤孝さんのようなくだらないコメンテーターに入れ替わる、ということの繰り返しになるのでしょう。なので、メディアの仕組み自体の改革が必須です。
タイなんかもものすごくチャンネルが多いんですよね。これは国が変なことをしていないからです。日本は、国が統制して増やさないようにして、記者クラブメディアで囲っているのです。しかも極めて低廉な電波使用料でです。これが秘密保護法以上の秘密保護法ではないかと思うのです。
原発ホワイトアウトにもありますけど、新聞がいくら書こうとも影響力はなく、テレビが変わらない限り日本のメディアは変わらないんですよね。
その岸井主筆の内容は相変わらず、直接関係しないぼやっとしたことを。昔の保守は野党の意見を取り入れるのが智慧だった、といっていましたけど、近世の「世論政治」の要素がいくらか入っていた、といいますか、少数派の意見が反映されない民主主義の宿痾をある程度薄めていたということなのでしょうか。
とういうか、今は数があるから強行していいだろう、というだけで、硬くて子供なんですよね。法律の条文を基にしながら、人間としてあるべき政治を行うのが、文化力であり、智慧というものなのです。
その裏ではNHKBSでタモリが歌うみんなのうたの「ミスターシンセサイザー」を。こういうの歌っていたんですねぇ。
その裏では鎌田實さんが文化放送で話していて、甲状腺がんについて。「子の甲状腺がん、疑い含め59人 福島県は被曝影響否定」(http://www.asahi.com/articles/TKY201311120463.html)の周辺について。
テレビで言わないのはやはり処世術なのでしょうね?
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