太田記念美術館　「北斎と暁斎－奇想の漫画」展 後期　その１

７月２４日のあさずばでは農水省の試算をもとにTPPの解説をしていて、小麦農家は１００分の一になる、養豚はtokyoXなどを除いて壊滅する、といったことを流していましたが、「農家」と一括して解説しているのがやはり荒いところ。つまり高級品を作る一部の農家は残るのですが、それ以外は壊滅するということ。そしてその一部の安全でおいしい食品を誰が食べるかというと、やはりそれは一握りの富裕層だけということになるのです。このような社会格差が生じることについて触れねばなりません。またここに至っても医療分野や著作権などといった他のことについては触れず、私が見ている範囲では、TPPにすでに交渉の余地がないことも伝えませんでした。

「民主、菅元首相を処分へ　参院選での無所属候補応援で」（http://www.asahi.com/politics/update/0723/TKY201307230345.html）の記事は鈴木寛がどのような人なのか、紙面を見回しても書かれていません。安定の拝金主義の原子力ムラ報道です。
７月２４日のニュース９はこのことを取り上げましたが、私が見ている範囲でこの問題には触れていません。

菅直人の肩を持つことはないんですが、民主党が処分すべきは野田であり、前原であり、枝野であり、海江田であり、細野です。嘘をついた人間は二度と政治の場にいることは許されません。
彼らとその支持者が最初から自民党に入っていればこのようなことにはならなかったのです。入れた鳩山が甘いのですが。

「菅氏処分、結論持ち越し＝民主」（http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/upper_house_election_tokyo/?1374650323）とのことですけど、もう離れてしまって、鳩山も離党しているわけですし、元の民主党のオリジナルメンバーで民主党を作ったらよいんではないんですかね。ただ、それだけだと軽い皮肉で終わってしまう可能性も高いですが。

このことについてもテレビをはじめ大手メディアは党内規律の側面から伝え、反原発・反TPPという政策の対立軸を全く伝えません。極めて偏向している原子力ムラ報道であるといえます。

選挙中は「比例区で自民に入れない『落選運動』を」菅直人元首相」http://www.asahi.com/politics/update/0720/TKY201307190527.htmlなんていうこともやっていましたけど、主に相手を批判することでのし上がり、自分の立脚点をしっかりさせ、政策を深めるようなことをしなかった菅直人らしい運動です。脚下を見詰め続けない限り、日本に有益な政治家菅直人が誕生することはあり得ないでしょう。

荻上チキさんのラジオでは福島ではイナゴも食べられなくなった、とやっていましたけど、一つの食文化の危機です。
これは文化の危機ということで大きいですが、東北人（加えて中部まで）が自然に対して警戒的に振る舞わなければならなくなった。そこら辺にあるものを不用意に食べてよいような状況ではなくなった、というマイナスはとんでもなく大きなものです。

しかしこういったことに対して全く賠償が支払われていないというのは、実におかしいですし、そういった声がもっとあってしかるべきだと思います。

タイムスクープハンターの「誕生！水茶屋アイドル」では給仕の作法を教えるのに長唄の師匠を呼んでいましたが、江戸時代ならそこらへんですよね。ああやって呼んで個別指導をするというのは知りませんが。
今なら一にも二にも茶道でしょうけど、江戸時代は茶道はそのようなことは請け負っていなかったんですよね。やはり著しく変質してしまっているといえるでしょう。

「「被ばくを言ったら30秒」？山本太郎氏、ミヤネ屋に出演」（http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130723-00000301-alterna-soci）は時間を確認した山本さんはさすがにメディアの放送の仕方を抑えていますよね。