太田記念美術館 歌川広重「月に雁」-花鳥風月の美 その7

#その他芸術、アート

名人戦の第二局は森内名人が受け切りから素早く反撃して2勝目。

まずあの猛攻はなかなか受けきれるものではありません。アマチュアのみならず、プロでも多くの棋士が受け間違える攻めだったでしょう。

さらに6九銀が森内名人が好調時に見せる、局面の流れをガラッと変える切り返し。あとから振り返ると、これでもはや筋に入ってますね。

将棋はこう指すものだ、という名人の模範が示されたかのような手です。

これもまた、1八飛車を寄った構想がどうだったか、という話になるくらいなのでしょうか。3一玉型の優秀性でもありますが。

ニュース9の終わりでは、「小泉元首相、社民党首と29日会談 脱原発巡り」(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS28029_Y3A021C1PP8000/)を流し、小泉の息子が同調しないといっている映像を最後に流し、自民党の中では元首相の行動に疑問の声が上がっている、コントロールできないのは政治だが、といった、相変わらずのもやっとしたコメントを大越健介キャスターが。

どんな時でも思った意見をぶつける器量もないわけですが、構成としては、(原子力ムラである)コメンテーターおよびNHKは明らかに嫌がっている。それも含めてどこまで、率直な意見なのかはわかりませんし、自民党の中で脱原発の意見もあるのだということを見せているだけだという声も根強い。

しかしやはり、一定の効果はあると思ってよいと思います。合理的な選択肢として示すだけで、意義は大きいです。

それにしても、他の党が言っても誰も聞かないのに、小泉だとなんでこんなセンセーショナルなことになるんですかね?

報ステでは恵村コメンテーターが「竹下派支配に抗って郵政民営化を掲げていた」といっていましたけど、アメリカの年次要望書に書かれたことをこなしただけであって、変な文脈をでっち上げないでほしいと思います。

工藤と古田は、これ以上頭が良いコンビは存在しないのではないでしょうか。

「天安門車炎上事件 ウイグル族関与の疑い」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131029/k10015653306000.html)は中国政府から事件を大きく扱わないように大手メディアにお達しが出ているらしく、日本にそっくりです。

NHKの中国での放送がいきなりブラックアウトさせられたそうですけど、NHKはあちらで観られるんですよねぇ。

日本では中国のテレビは観られませんが。日本のホテルの中には中国の放送をみられるようにして中国人観光客を惹きつけようとしているところがあるそうですから、観ようと思えばみられるのですかね。

この事件は、中国当局に相当の衝撃を与えているとのこと。

そうであれば、日本でも、似たような事件はいろいろありましたけど、もちろん殺人は絶対にしてはいけませんが、そもそもの抗議の矛先が非常に間違っていたといえるでしょう。無辜の市民に八つ当たりをするのではなく、抗議先を経団連などにすれば、全然違った。

ウイグルはチャイニーズメインランドというか、中国政府に資源は吸い取られるは核実験場にされるは(これはテレビで言っているのを聞かないですね)、イスラムは弾圧されるは、民族を消されようとしているのではないかという勢いで、踏んだり蹴ったりで、起こるべくして起こったことだといえるでしょう。

これで、メインランドでは論語がブームとか言っているのですから、不公平だと思います。共産党の宗教政策は民族そのものを平にしてしまおうという意味も強いのでしょう。

清では日本の廃仏毀釈をに影響を受けて「遅れたラマ教」を排除しようとしたらしく(「大清帝国と中華の混迷」 (興亡の世界史) 平野 聡 (著)(335ページ))以降の共産党の宗教政策をその延長線上に位置づけることもできるでしょう。日本としてもいろいろな意味で大いに反省するべきところがあるともいえます。

日本政府は中国に配慮しながらも、人権を基準に行動するべきだと言えます。中国の多くの人たちの幸福につながるような行動をとる。それが最も日本の国益に適うでしょう。

非常に痛ましい、悲劇でした。被害者の方々のご冥福をお祈りします。

「総本山善通寺で指導役僧侶が修行僧に暴行、2週間のけが」(http://www.asahi.com/articles/OSK201310290012.html)ですが、「体罰の社会史」(江森一郎 (著))にあるように道元や最澄は体罰を否定する言葉をのこしていますし、日露戦争以前は日本に体罰は存在しなかったといわれています。

仏教でも叩いて教えたなどという話は歴史上皆無です。仏教で行われる体罰については昭和に入ってからの永平寺の苛烈な体罰を書いた体験記がありますが、それ以前の記録で永平寺で行われていたというものを知りません。

江戸期以前に日本には体罰というものはほとんど存在せず、それが日本の国の特徴なのです。

あらゆる分野で体罰を伝統と称する人たちがいますが、それは軍隊が日本に入ってきてからのものであり、伝統を偽るものです。

この僧侶は、伝統を詐称するものであり、仏の教えに背くものです。だんだん訴えてこのような僧侶は、仏教界からなくしていくべきだと思います。

「ミシュラン1つ星の中華料理店も偽装「ブラックタイガー」使って「車エビ」」(http://www.j-cast.com/tv/2013/10/28187366.html)はスーパ-Jチャンネルで、車エビ業者が、偽装で出されて車エビがまずいと思われたらたまったものではない、といっていましたけど、これが本当に風評被害でしょう。ホテルは生産者側にも、賠償などの責任を負うべきだと思います。

阪急の方は、大分丁重に謝るかのような方向に転換しつつありますが、最初にとても通らないようなごまかしをしたので、もはや延焼は止められないでしょう。もてなしをするホテルなのに、正直に価値を置かないからこうなるんですよ。基本ではないですか。

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