東京国立博物館 平常展 東洋館リニューアルオープン記念 特別展「上海博物館 中国絵画の至宝」 後期 その8

#その他芸術、アート

「未来世紀ジパング」の親日国行脚の旅はスリランカ。例外もありますけど、遠ければそれなりに仲の良い国が多いといえるでしょう。中韓との軋轢が絶えないので、それを叩いた本を書けば売れるということで、一部の著者はホクホクだそうですし、週刊誌も一部を除いて追随している状況がありますが、逆に遠くの(親日)国を知る機会としてエネルギーを使えば、そこそこ有意義になるといえましょう。

初代大統領のジャヤワルダナさんの演説で会議の流れが変わって日本は分割統治を免れた、ということをやっていましたけど、これも現代史で教えるべきですよね。

「コンパクトていいのがすべて集まっている」ということで、清潔で勤勉で、良い意味で日本的。番組中では天ぷらを作っていましたが、日本の食品も普通に手に入るとのこと。

インドとここまで違うのか、というのはこの特集を観てわかりました。

月曜日のモーニングバードは細川出馬について。良純が脱原発以外の政策はどうなのか、といっていましたけど、確かにその点はどうなのかと思います。

後ろ盾の小泉は新自由主義者だから、新自由主義的な政策を取るということでしょうか。そうでなければ、しっかり否定するべきところといえます。

池上さんを交えた会食の様子が流されていましたけど、TPPとか靖国問題の解説、朝日新聞紙上のやる気のない検証記事etcなどをみていると、いわゆる権力派という意味も含めて「保守」なんですよね。

殿も保守的な路線で行くのか。やはりいまいちピシッとしない人間である、というのは客観的な評価であろうと思います。

それにしても今は、テレビが初めて選挙で脱原発を争点として取り上げている、といった状況だと思います。

小沢や宇都宮さんでは争点にならないんですね。政策以前にテレビの何かの文脈に載らないということなんでしょう。100万票は重いと思うんですけどね。

ネットでは宇都宮さんに遺恨がある権力筋・既得権層が多いといわれていますから、そのど真ん中のテレビでは取り上げないということでしょうか。

結局は細川擁立は、そういった層の宇都宮崩しであるという観測もあるみたいですね。人の繋がりをみていると、そういう側面も否定できないだろうなぁ、という感じ。

ただここでも青木さんがここでぼそっと株主であることを呟くぐらいで、東電の株主であることは報道されません。実際に都知事になった際に何ができるのかという検証があってしかるべきですが、それもやらないんですよね。

また原発を報道するにしても政局的な取り上げ方に留まっていて、政策を深めて比較するような報道がほぼ皆無なのは、テレビ界の構造からくる思考停止だと思います。

宇都宮さんは前回の反省を生かして、ということで、ツイッターなどから情報発信が盛んですけど、結局のところテレビの電波に載らないとどうしようもないと思います。それと関わってきますが、有名人の応援を取り付けて、前面に立ってもらうのが一番有効でしょう。坂本龍一さんの支持は取り付けたといいますけど、どれだけ前面に立つんですかね。

もっというと若い有名な俳優で脱原発派がいたら推すべきですけど、そういうことができる環境に芸能界が無いんでしょうね。しかし、個人の突破力で全く何ともならない状況だとも思いません。

たとえば福山雅治さんとか、原発について語っているのを観たことが無いんですけど、どう思っているんでしょうね。

番組では百人にアンケートを取って、経済を重視する人が40人。原発政策を重視する人が12人ということですけど、この二つを分離して考えるのがそもそもおかしいです。脱原発の経済効果についてはテレビで全くやりませんからね。

また経済と言えば新銀行東京ですが、そういう意味も入っていないのでしょうね。経済なき経済重視、という気がします。そのような選択肢しかないようにメディアが追い込んでいるんですよね。

ワイドスクランブル!では、なかにし礼さんが、この都知事選ではじめて原発が争点になるということ自体に政治の欺瞞がある、といっていましたけど、国政選挙でも都知事選でも有力候補・党に脱原発を掲げる人はいました。それを報道してこなかったのはメディアであって、このことは検証されて改善策が示されねばなりません。脱原発が取り上げられてこなかったと感じるならば、それはメディアの欺瞞であり、それを指摘せずに癒着をしてきた、コメンテーター・「知識人」の欺瞞なのです。この癒着こそが日本で最も断たなければならないものの筆頭なのです。

宇都宮さんは田母神さんとセットで最後におまけで触れられる、というのは明らかに票の重みから言ってそぐわないといえます。

大竹まことさんのラジオのゲストは森永卓郎さん。

都議選にふれ、中長期的には脱原発をするべきだとしながらも、いつもよりかなり強い口調で主な論点にするべきでは無いと主張。ここでも感覚が安倍首相と共通しています。

この最初の部分が原子力ムラのいやらしいところで本当に腐っていると思います。いちいちあげるのは面倒くさいですけど、事故直後も原子力ムラ的発言を繰り返してテレビに重宝されていたのがこの人です。私も過去にいくらか書き留めているので、参照していただければ幸いです。

阿川さんは当然反論。阿川さんような人を常識人というのだと思います。

そのほかの論点として、バカの壁の話しなどを挙げましたが、新銀行東京の話などは無し。

猪瀬の追及が一番の論点であるとのこと。

政治とカネを一番追及しているのが宇都宮さんだから民主党が推薦しなかったのではないかと強く主張。

民主党は保守政党だから合わなかったんじゃないか、という意見を太田さんが挟みましたが、それが一番でしょうね。

森永さんの理由もあるとは思うんですけど、それは政党だけではなくて、周縁原子力ムラがそうであるようにかなり薄く広く社会に存在している考えだと思うんですよね。特に上に書いたように筆頭はメディアといえます。そこを批判しないで政治だけを取り上げてもほとんど意味はないといえるでしょう。

あとは、ここ以外に手を付けない検察の恣意性も強く非難されるべきです。

何かでたらめでどうでもいい話をするなぁ、という印象。

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