6月26日大竹まこと ゴールデンラジオ! ゲスト金子勝(慶應義塾大学経済学部教授)ゲスト山口二郎(法政大学法学部)

#その他文化活動

浜通りで帰還を進めて帰ったら一年で賠償打ち切り、という賠償打ち切りの裏側にいるのが下村文部大臣であるとのこと。

「学者の方が自主規制しちゃっている」と山口二郎さん。

「独裁者は知を憎む」と山口二郎さん。

「安倍政権の周りにいる人が知的水準が高い人いるでしょ、官僚とか、そういう人なんで何も言わないの」と室井さんの質問。

「国士的官僚なんていないよ」とのこと。

国士とかそういう所の何千歩も後ろだと思いますけどね。むしろ一番の逆走の先導者です。

民主党が失敗した大きな原因は官僚のサボタージュであり、政権を転覆させるためのリークです。

民主党に思いのある発言が多い割にはこのことについて金子さんは問題にしないんですよね。

室井さんが、「大学って大きな組織でしょ。大学の意見っていうのはどの程度……。」と大学について質問すると、

「大学は少子化でいろんな基盤が弱ってきている」と山口さん。

「生き残りでみんな苦しくなっている状況じゃない」と金子さん。乱立しているのは再就職先として文科省が補助金を付けて乱立させいるからで、その指摘が無いのは片手落ちだったでしょう。

そしてこういう行政は、大学の脆弱化にもなっているんですね。

室井さんの質問に答えるなら「頭の良さが目先の前のことに関して集中してしまっている」と山口二郎さん。

最近は本当のエリートも本当の金持もいないと金子さん。

お金に溺れた金持ちばかりだ、ということですが、日本で普通に生きていると成長の過程でお金とのかかわり方とかそういう哲学を学ぶ機会が皆無なんですよね。それで良くなれというのがそもそも無理筋なのではないかと私は考えています。

そこの過程について、日本の思想を非難するだけで、揚げ足を取るようにその中の歴史修正主義者ばかりを批判して、代わりの体系も用意しないのは非常に無責任だと思います。

以下、金子さんが語る貧困問題もそれを放置する社会の思想が根っこにあるのです。

「今のままだと暗い未来があるかもしれないということより、明るいんだ未来は明るいんだ日本は素晴らしいといったほうが受けが良かっちゃったりするのか」と室井さん。それを打ち消して、「今がいいから明日のこと考えない」と金子さん。

最後に10秒メッセージということで「ここで自分のことを超えて考えないと社会全体を考えないと本当に未来がなくなる」と金子さん。これは「無我」の本来の意味ですね。重要なことの根っこはいつの時代も共通しています。

「あえて楽観してます、といいたい」と山口二郎さん。

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