NHKスペシャル “終戦” 知られざる7日間 その1

は「妻と飛んだ特攻兵」と同じように、8月15日以降も、停戦命令にもかかわらず戦ったり、臨戦態勢だった日本軍について。

実にピンポイントで焦点が合っていて、放送されたのは偶然なのか。もしくは、テレ朝のドラマの予定に危うさを感じ取ったのでしょうか。

これをみれば、このドラマの愛する人や同胞のための特攻という文脈が全く成り立たないのは、明らかです。
テレ朝のドラマ製作部は原作を鵜呑みにして作ったのではないか。

「負けたという実感が無いんです」と元兵士の方が語っていましたが、中国にいるとそうなのでしょう。

あちらは安全地帯なので、軍の次の世代の人材が集められて温存されていたんですよね。

原発を導入した中曽根康弘などは、シンガポールにいて、実感として同じような感覚を持っていたのではないか。

特攻が準備されて、事故で十代の特攻兵がたくさん死んでいきますが、本当にこのころは特攻しかやらなかったんですね。

実際当たらなかったし、爆撃しても当らないものが、あんな大きな機体で突っ込んでいって当たるはずもないことは普通に考えればわかります。

8月18日に占領後のために偵察に来ていた偵察機を、現場の日本軍が迎撃して撃ち落してしまう話には心痛します。

アメリカ軍は全く戦う意志が無いのに、一方的に攻撃しB-32のパイロットは死亡。こういう時にだけ勇んで出て行きます。

しかも米軍人を殺したことで、日本全体が再び危機にさらされます。本当に、市民のことなど何も考えていません。国のことも考えていないのです。ただの、ならずものです。

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