京セラ名誉会長・稲盛和夫氏に聞いた

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「京セラ名誉会長・稲盛和夫氏に聞いた」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=43385)では財界のトップがはっきり安保法案を批判したのは流石だ。

心の話しが多かったですけど、これは経営の核に仏教(から至る普遍的な道)があるということでしょう。

著書の中ではクォークからDNAの生成に至るまでの因果律が書かれているということで、古舘さんが読み上げましたけど、理系の話しでありながらこれは東洋哲学の内容です。

歴史的には、「剣は心なり、心正しからざれば、剣また正しからず。剣を学ばんと欲すれば、先ず心より学ぶべし」という島田虎之助の言葉が同じ意味でしょう。剣の部分をいろいろな業種に代えて語り継がれてきた格言です。

これを精神論としてのみ捉えるのはあまりにも貧しい理解であるといえます。実践から出てきた言葉なのです。

日本では良心的に見える人でも、あらゆる現象が心が表に出て生成されたものであるということを踏まえていません。

元を正せば末端が正されるのに、そのような事実を無視して、逆に毛嫌いするような人もとても多いのです。それが日本を根本から駄目にしています。

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