仏大統領が演説 「フランスは戦争状態にある」その2

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もちろんイラク戦争に、ロシアのアサド政権への支援に、と愚かな選択の集積で現在の状況があるわけですが、ここまでやったのだからとにかく代償を払っても中東に平和をもたらすしかない。

まずオバマ大統領を中心に「有志連合」で「われわれは中東への贖罪のために、平和をもたらすために血を流す。」と宣言する。そして「だから中東の人々も平和を築くために協力してほしい。」と呼びかける。これが重要です。

わたしはもう、フランス軍を中核に地上軍を投入して、IS(とアサド政権)を完全に制圧してしまえば良いと思う。怒りはエネルギーなのだから有用に使った方が良い。これが転んでもただでは起きないということです。

空爆はかなり効いているとも言われている。もっとも空爆で弱めた時点で、最後には地上軍を投入しなければならなくなるだろう。
そのタイミングは情報が無いと難しいが、今後のテロも予想されるので、なるたけ早い方が良いだろう。
テロにあってやる気のある今のタイミングも大切にしなければならない。

(ISを制圧した後は、できればアサド政権も崩壊させたい。
プーチンごと潰してしまえ。

第3次世界大戦になるのでは無いかという観測も強いですが、シリアにロシアの勢力圏を残しておくこともリスクだ。日和見が破局をもたらすことも多いのは歴史が指し示す通り。

シリアはロシアの勢力圏としては飛び地なので、そこを綺麗に奪取してしまえば、そこで区切りにできる可能性が高い。もちろん予断は許しませんが。

プーチンは復讐は必ずしてくるだろうが、そのリスクよりしっかりした姿勢を示すことによるプラスの方が多い。)

シリアとイラクを統一したら、トルコを中核に統治できると良い。
トルコを中心にクルド人なども含めて独立性の高い連邦制がひければよいのではないか。かつてのオスマントルコの統治形態にも近く、中東地域でも一定の納得感が生まれる出だろう。

そこまで持っていければ、地上軍の犠性も含めて、欧米諸国の一定の贖罪になるとともに責任を果たすことになるだろう。

フランスでは「憎しみより愛が強い」という歌詞の歌を歌っていましたけど、そういうのなら、紛争地域にお金を回して貧困を撲滅すれば、テロはかなりなくなるでしょう。

もちろんお金は愛ではありませんが、ないよりは圧倒的にましです。

特に平和をもたらした後は愛が必要になるでしょう。

鍵は中東に平和をもたらすのだという動機の清らかさです。
それが無ければ中東の民衆に必ず見透かされる。
その部分で意志を一貫させて動けるか否かが命運を分けます。

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