「シャールカ」は激しい音で始まりますが、力みが無く自然体で根底に豊かな低音を蔵しているため、つんざくようにはならず味わいがあります。
いやー、ビェロフラーヴェクとチェコフィルのコンビは素晴らしいですね。
途中のティンパニ連打から抜けきったような音楽になる展開はシベリウスっぽいですよね。愛国心を表現するためにシベリウスが拝借した感じなのかな?
「ボヘミアの森と草原から」はなんていうことのない牧歌的な曲ですが、燻製チーズのような味わい。
盛り上がるところも盛り上がりすぎず、舞曲風(調べるとチェコの国民舞踊のポルカらしい)の所もあわてず騒がず、中庸の徳を感じさせます。
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