5月26日大竹まこと ゴールデンラジオ! ゲスト金子勝(慶應義塾大学経済学部教授)

#その他文化活動

は共謀罪が成立するので金子さんの電話番号をメモリーから消す、と大竹さん。念のためにということですね。

「前川さんは変わった人」ということでその人柄について解説。「この人狙い付けて尾行して監視してたということでしょこれ共謀罪の予行練習でしょ。」とのこと。

本当に、犯罪に問えないんですかね。国でこういうことをやることを。

「メディア」が走狗になれば何でも法律に触れずにできるということなのか。これは議論の中で踏まえなければいけませんね。

「山口さんのはもみ消した」という問題。これは本当にたれも知らないでしょう。大手メディアの負の「力」です。政権にもたれれば「万能」であるかのような社会の価値観を作っているのは記者クラブメディア、大手メディアです。

前川さんを「このままだと地域に住めないというところまで追い込んじゃったんだと思う」とのこと。だから会見せざるを得なくなったということのようです。

友達がどんどん退官して天下りをしている金子さんに言わせると「あれやったらいい天下り先はもうないですから」地位をかなぐり捨てての会見があれであったとのこと。

ああ、なるほど。お友達に天下りをする人が多いからあんまり天下りを非難できないという理由もあるんですかね。

「地位にいた時にやるべきだったというのはその通り」とのこと。

文科省は文教系と科学技術省系に分かれていて後者は原子力ムラであるとのこと。
「以前にツイートしたけど」とのことで、省の内部についてこのツイートはドンピシャでしたね。流石に情報と分析力が違う!

いまではなく「実は天下りが一番多かったのは2014年」「これはSPEEDIを隠した可能性が限りなく濃い森口事務次官」の時だっとの事。
「彼は私立大学の副学長に天下っているわけですよ」とのこと。大手メディアがやらないのでこのような、原発事故の教訓・責任について極めて重要な事柄も、まるで知らされません。
SPEEDIは責任者を追及しないし、その責任者候補についてすらもまるで報道されません。記者クラブメディアであることとの因果関係は明瞭です。

情報をかなり集めている方の私でも知りませんでしたね。

これは結局隠せば栄転するんだ、という社会を作り上げたということ(維持したということ)。大手メディアが黙認(アシスト)したことで作り上げたということです。
人間社会にとって極めて致命的なことです。
その致命性すら自覚でいない社会になっています。

また、前川次官の天下りについての実際の問題に触れる報道をテレビやっているのをみたことがありません。その組織の構造はどうでどのように責任があったのか。
そういう大切な細部はやらないで、「人格攻撃」の部分をクローズアップします。

「なんでそっちはいいの」と室井さん。前川氏が責任を負うのは不条理ですよね。不条理を正すのはメディアの責務ですが全く機能していません。

「今はまた原子力ムラに事務次官を戻しちゃったんです」と金子さん。

文書からは前川氏が「抵抗した節がある」とのこと。
「彼のような人は教育畑の奴が上がれなくなるという発想をする」とのこと。だから裏で抵抗するしかなかったという推測。

「そういう事情の中で彼は根回しをしたはず」「こういった中でいきなり天下りが出てくる」とのこと。

前川氏が、職員にあてたメールについて。良い内容でしたね。

ただ私は森有礼は極めて罪深い人だと思うので、そこは苦言を呈したい。江戸的な意味での日本文化を葬り去ったのは森有礼と伊藤博文ですね。ここは日本を低落させ、悲劇に突き進ませた根本です。人によっては迷路のように思うかもしれない、現代日本の体たらくの出発点がここです。「安倍政権」もその末に起ている「惨事」といえますから、皮肉とは言えます。

金子氏が言うには「安倍さんと菅さんの価値観と正反対でしょ」とのこと。各所から良い人だったという証言が上がっていると室井さん。

今回金子さんが話したのはこの問題の本来の基礎情報であるべきものですよね。これが全く国民に共有されない。本当にメディアの罪は極めて重いです。

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