ゴーン氏逮捕でフランス社会から見える、日本の「集団手のひら返し」 その2

ゴーン氏逮捕でフランス社会から見える、日本の「集団手のひら返し」
ゴーン氏逮捕の報道をフランスから見ていると、日本では専門家、評論家、一般の方々が発信する情報量がとてつもなく多いと感じます。筆者が注目する点は、なぜ今回のゴーン氏逮捕が日本社会で、ここまで一斉にネガティブなトーンで、高い関心を持たれているのかということです。一企業の一経営者、しかもいまだ容疑に過ぎないにもかかわらずです...

ただこれは社会貢献であって、人格そのものではないという批判もできるかもしれない。(社会貢献には基本的に人格が必要ですが。)

こういった共通性を真摯に見つめてなお、さらにもし違いがあるとするならば、西洋文明は侵略を繰り返して拡大してきた歴史があるから、そういった「粗暴さ」は利益を得るために必要なものであり、批判が及ばない背景があるのだと思う。

逆に言えばその違いは日本の長い平和によって培われた財産だ。

倣うべきところではないと考えるのです。

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