文藝春秋2020年5月号 「感染症の日本史」――答えは歴史の中にある 磯田道史

歴史
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は感染症の歴史をおさらい。書かれている通り、尊王攘夷はかなりの部分、感染症を持ち込んだ列強への怒りなんですよね。司馬史観とかではそこがフォローされていませんし、抜かしてしまうとファナティックに感じてしまうところです。
現代で「尊王攘夷のようだ」と馬鹿にするにはあまりにも痛い幕末の痛みだ。

コレラに対する緒方洪庵と弟子の奮戦はまさに医は仁術であって壮絶だ。あれだけ勉強してさらに最前線に立つのは大変なことです。
現代では逆に「正当な事由がない限り診察治療に応じなければならない」と定められているにもかかわらず微熱があったりすると診療拒否をされたりしている現状が書かれています。ただ私が加えれば、安倍晋三か何者かによって、検査が意図的に絞られている状況、ドライブスルー検査が行われていない状況がこのような悲劇的な事態を招いていることを指摘しなければなりません。

スペイン風邪は三波に分けて日本に到来したとの事。今と違って集会を禁じなかったため大惨事になって39万人が死んだとのこと。大正時代は暗いですね。
それぞれ致死率が違うのはウイルスが若干変わっていることを示唆しているのか。
いま日本に来ている新型コロナウイルスも第2波だといわれていますね。

BCGがどうこうといわれていますけど、書かれているように海外の靴のまま家に上がるといった生活習慣も覿面に悪そうですよね。これを機に靴を脱ぐ習慣に改めた方が感染症に強い社会が作れるのではないか。やたらキスするような習慣も同じく。握手も危ない。

私が加えて言えば、チップ制度も良くないでしょう。電子マネーで払うチップがあるとはいえ。
今からでもいいので緊急的にチップを廃止して、飲食店にその分の給料を支給させるように法律を定めるべきだと思います。

逆に日本は判子文化が曲がり時でしょうね。

やっぱりビル・ゲイツはドンピシャでしたよね。最近は感染症にばかり取り組んでいましたからね。感染症のパンデミックを警戒していた人は多かったですけど、それにしても多くの中からプライオリティを見抜いていた。
新型コロナウイルスが流行り始めて私が真っ先に思い出したのがビル・ゲイツでした。
遅かれ早かれこういった事態が来ることを感じていたのでしょう。

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