ハンナ・アレント「革命について」 大澤真幸が読む その2

それは何よりも道義を優先した吉田松陰も同じなのだと思う。

それに戦後について言えば日本国憲法が建国理念だといってよい。

最近は幣原喜重郎氏の九条提案がほぼ定説化されましたが、当時の国の雰囲気。
あの平和主義とリベラリズムこそ当時の日本国民が望んでいたものです。
「国立公文書館 平成29年春の特別展 誕生 日本国憲法」展にも行ったりして、その思いを深く持ちましたね。

書評に戻ると、それとハンナ・アレントにはネイティヴ・アメリカンへのまなざしも存在していないでしょう。そうであれば「偉大」などと言えないはずですからね。
ボーア人に対する意識

https://shakaitsuugan.work/2014/07/04/54358452/

やリトルロック高校事件に対するコメントで指摘されるような、アレントの人種差別的な部分がここでも顔を出しているのではないか。

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