クラシック音楽館 11月15日(日)放送 <NHK音楽祭2015 イルジー・ビェロフラーヴェク指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団>その4

#音楽レビュー

「ターボル」は戦いの歴史らしく音楽も引いたり押したり。

以下も豊潤で懐の深い音楽が一貫。すべてを育むチェコの森を感じさせます。

「南西から望むブラニーク」の叫ぶのでもなければ豪華すぎもしないフィナーレが味わい深いです。

この曲は室内で聴く時もガンガン鳴らさないと面白くないことを知ったのは実演に行った収穫でした。

アンコールの「スラヴ舞曲」も堂々としてかつ優しくいたわるような細かい表情に気を配った演奏。

全体としては私が聴きに行った日より、より緊張感を感じさせる演奏だったでしょうか。

私が行った時も聴いていて途中で「ああそうだ、私が聴いているのはチェコ・フィルなんだ」と思い出しましたが、チェコフィルを蘇らせたビェロフラーヴェクの手腕と魂を継承する若手を多く含んだ楽団員達に乾杯です!

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