(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=45131)では憲法調査会の音声資料を発掘。中曽根康弘を中心にかまびすしく改憲を主張しています。
居丈高に斬って捨てようとする中曽根に対して的確にぴしゃりと頭を押さえるような護憲側の学者の応酬が印象的。
改憲派が言っていた「軍国主義に行きすぎた」かもしれないって、軍国主義がそもそも駄目に決まっているだろう。こういう私のような感覚は戦後教育の成果でもありますよね。ネトウヨみたいな人もいますけど。
「今になって戦争も敗戦の責任も自分たちに無いようなことを言う」という女性の坂西志保氏の言葉が印象的でしたが、岸・中曽根を筆頭にまさに無責任の一語に尽きる。安倍もプーチンも無責任が共通点ですが、これがバカに共通するものです。
今回の調査で9条は幣原喜重郎首相の発案で入れられたという新聞記者の証言が出てきたとのこと。
コメンテーターの木村草太氏によればGHQのたたき台を現実に適合させたのは官僚や国会議員たちであって、成立過程に日本人はたくさん関わっているので押しつけ憲法という認識は不十分であるとのこと。改憲が行われなかったのは国民が支持する改憲案を政府が提示できなかったからだということも忘れてはならないとのこと。
あえて言うなら軍国主義者たちに押し付けられた憲法ということができるでしょう。
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