メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番&第2番 他 演奏: クニャーゼフ(アレクサンドル), ベレゾフスキー(ボリス), マフチン(ドミトリー)

#その他音楽

まず、曲がとても良いですねぇ。
ピアノ三重奏曲第1番は、解説にシューマンが褒めたと書いてありますが、メンデルスゾーン風の大らかな楽しさに加えて、褒めた人風の錯綜した雰囲気もあります。

演奏は終始、ピアノのベレゾフスキーのトンネルを掘削していくような雄弁さが、サビになっています。
第4楽章の絢爛なテクニックと、とても細かに音量を制御している感じに、凄みを感じます。

メンデルスゾーンは19世紀のモーツァルトと呼ばれているそうですが、この演奏はかなり剛直な部類に入ると思います。三人ともロシア出身だそうですが、そういう訛りがとても入っていると思います。
第2番の第1楽章の5:00辺りは、モーツァルトみたいに音階をのびのびと使った音楽なんですが、むしろ寄せては返す波涛の様な迫力が出ています。
第2楽章はピアノが活躍しているんですが、三拍子の最初を微妙に長くするような歌い方に酔わせるような力があります。
第4楽章は終始激しく、ピアノをバックにヴァイオリンが歌いまくっていて、気合を入れさせてくれます(笑)

喩えとして適当なのか分からないですけど、ぱっと、熊の肉が沢山入ったカレーが浮かびました(笑)食べたことは無いんですけど。スパイシーで、色んな味が混ざっていて、ボリュームがある、といった感じなのでしょうか。ロシア人トリオの洒脱で剛毅な演奏です。

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