出光美術館

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美術

出光美術館 開館50周年記念 美の祝典Ⅱ― 水墨の壮美 その2

何度か観た作品もかなり多いですけど、良いものは定期的に観た方が良い気もします。「山市晴嵐図」は「墨のかたまり」が見事に絵になっているという解説。水墨は連想ゲームというか、やっぱり抽象画なんですね。 「平沙落雁図」を描いた牧谿は「中国におい...
美術

出光美術館 東洋の美 ―中国・朝鮮・東南アジアの名品 その2

朝鮮の焼き物が非常に多い展覧会で、出光の井戸茶碗のコレクションは圧巻。経営者に茶道の精神性が求められていたころの名残でもあります。 「白磁壺」もたっぷりとした名品。 良い作品がたくさん出ていましたが、やや総花的でマニアックな割には掘り...
美術

出光美術館 東洋の美 ―中国・朝鮮・東南アジアの名品 その1

行って参りました。 「緑釉獣環耳壺」はお墓に埋葬するいわゆる明器。お墓から出てきたものは本当に多く、タイムカプセルが中国にはたくさんあります。 綺麗ですが、銅を釉薬に採用しているので900度の低温で焼きあがるため柔らかく実用にはできな...
美術

出光美術館 古筆手鑑 ―国宝『見努世友』と『藻塩草』

古筆は結構好きなので、行って参りました。 人が非常に多い展覧会で、会期が短いからなのか、それの割には人気があったからなのかは分かりません。 作品リストにも載っていない焼き物がいくつか展示されていて、「絵高麗梅鉢文碗」はいかにも雑器といっ...
美術

出光美術館 生誕260年 仙厓 ―禅とユーモア―

仙厓さんなので、行って参りました。 仙厓さんの絵ですけど、これは仏教の説話を描いたりしたものが結構あるんですよね。これは一見僧侶として当然のことですけど、例えば盤珪さんは誰に説法するにも誓って経典や祖録の言葉を用いなかったそうです。つまり...
文学

出光美術館 芭蕉 <奥の細道>からの贈りもの 併設:仙厓展

最近芭蕉はとても興味がある人物なので、行って参りました。 芭蕉の書は三期に分けられるらしく、第一期が一番緩急が付いていて装飾的で、だんだん枯れて行くそうです。 第一期は商業的な雰囲気のあった俗な時代、とされていて、日本美術は緩急が付き過ぎ...
美術

出光美術館 没後170年記念 仙厓・センガイ・SENGAI ―禅画にあそぶ―

最終日に行って来ました。 凄まじいコレクションでしたね。出光の創業者が博多出身で仙厓さんが特に好きらしく、集中して蓄集されたのだそうです。 今回は仙厓さんについてかなり予備知識を入れてから行ったんですけど、知るほど仙厓さんの良さが身に沁み...
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