国立西洋美術館 大英博物館 古代ギリシャ展 -究極の身体、完全なる美 その3

#その他芸術、アート

ザンデルリンクが亡くなりましたね。
なぜか急にザンデルリンクの事を考えていた日があったんですが、亡くなられたのはその日だったとの事。
晩年巨匠扱いされるようになっても、どちらかといえば地味な指揮者で、近くの図書館にも余り入荷していなったので、沢山の量の録音は聴いていなかったんですが、ワルターをどっしりさせたような良い指揮者だったとおもいます。
合掌――――――――。

大きな反原発デモがありましたけど、報道ステーションで取り上げられた時間は20秒だったそうですね。
テレ朝のお昼のニュースで結構長くやったそうですけど、テレビ全体でしたら、AKBのじゃんけん大会の百分の一位の時間でしょうけど、流石に情けないのではないでしょうか。お金に目が眩んだ錯乱としか思えない。鋭意の仏絵師の方がいらっしゃったら、餓鬼の代わりにマスコミなど原子力村の入っている箱物を絵がくのが良いのではないでしょうか。

広告関係を切ってしまえばかなりやれることは、東京新聞が証明しています(多分) 
政・官の手綱に続いて、上杉隆さん調べによるとアメリカでやっているという、広告費の比率制限ですね。これで、財界の直接的な手綱が切れます。そして、どれもこれも政治次第なのですね。

また、報ステでは少し前に土光のめざしの話をしていましたけど、その影響か近所の本屋には土光本が平積みに。
あの映像は表面的な報道と実相は異なっていることが、今はインターネットで一瞬で調べられる時代なのに、表面的な美談のまま放送していました。これも誤報の一種といえるでしょう。
それでブームになるのですから、ちょろいものだといいますか、鉢呂発言の追いまわしから辞任に追い込むまでに見られる、テレビ報道の過信の根がみえるような気がします。
かつての納豆問題を思い出しますねぇ。

一方、この前の報ステのシベリア抑留の話は凄絶でしたね。毎日5~60人が死んでゆくという。死者の毛布を自分のものにしたりした話もありましたが、本当に話したくないことがたくさんあるのだと思います。

色丹島から、戦争が終わっているにも関わらず、東京に行くと騙されて連れ去られた、ということですけど、やはり我々はこういう記憶を共有してゆかなければいけないと思います。

それにしても、この前北方四島の話をしましたけど(http://blogs.yahoo.co.jp/ffggd456/51670555.html
司馬遼太郎さんが何故このような結論に達したかというと、この人には国際社会に秩序があって、それに従って行くのが正しい、という考えがあるんですよね。「踏み出しますか」という随筆に、そういう雰囲気が良く表れていると思います。(この随筆、現代のTPP論者の言葉に余りにも似ているのは、薄気味悪いほどです。)

また、「竜馬がゆく」で史実的には実体定かならぬ、かなり危うい内容を含んだ万国公法が実際以上に強調されるのもその一環であるといえると思います。万国公法に従うことを美しく描く一方、その社会を文明国、半未開国、未開国の三つに分ける思想に言及したことは無かったと思います。

ちなみに「坂本龍馬」((岩波新書) 松浦 玲)という、ポケットサイズながらも学術的な坂本龍馬の伝記がありますが、その索引には万国公法の項目はありません。本文にも出てこなかったと思います。

しかし実際は社会は競争かつ協調といった感じで、競い合っているわけです。それが良く分かるのが北方四島をはじめとした領土問題であり、日本はその中で自らを定立して主体的に振舞うべきだったのです。

ちなみに一時期、歴史修正主義といわれる運動が盛り上がりましたけど、あの人たちはセットとしてパワーポリティクスを非常に強調するんですよね。世界的な流れでもあったと同時に、司馬遼太郎的なものに対する極めて歪な反動だったのではないかとおもいます。歴史をまるで大事に扱わない所も共通していますし、実はコインの表裏だったのではないかと思います。

これが実体の社会の中でどのような行動を支えたかといえば、それは対米追従だったと思います。実際司馬遼太郎さんは、戦後の外交に大きな過ちは無かった、と合格点をつけています。しかし、本当にそうだったのか。

今回の原発も米国の国家戦略の一環として日本に導入されたものですし、古くなった核兵器の処理を担っていたともいいます。カダフィ政権同様、自民党とCIAの関係も、つまびらかではないですが、深いものがあったといって良いと思います。
今回もアメリカから自らを定立できるか、という視点でみるのが、急所を射ているのではないかと思います。そうやって観ていくと、中東の革命との共通点も浮かび上がってきます。

今回も酷い話として、外務省がアメリカには援助を感謝する広告を打ったけれども、あれほどの支援を頂いた台湾には打たなかったといいます。
この話を聞いて恥ずかしいくらいに悲しかったのですが、このままだと、結局将来、力をさらに伸ばしてくる中国に対しても、二本足で立てないままになるのではないでしょうか。

TPPもそうですけど、対米追従。もっといえば色々な意味での欧米依存ですか。そういうものを抜け出して、自らを定立できるか否かが、実は脱原発・再生可能エネルギーへの転換、という方向性とセットになっているのではないかと思います。

「アフロディティ像」は美の女神、ということで素晴らしいですけど、生身の心が美しい女性にはとてもかないませんね(^_^;)

当時の女性像は衣の上から肉体を描写することに力が注がれたらしく、下半身は布に覆われています。

下半身といえばDEEP-Aでの、りのさんの腰から下のラインは綺麗でしたね!歩き方にもエレガンスを感じました。
お題もとても楽しかったです。

台詞があんまり、色っぽくならなくて大変だったみたいですけど、そういうのは、AKBの人に意外と多いと思います。

AKBでは結構手荒な感じで競争させる所があると思うんですけど、そういうことをしていると、みんなどうしても前に出てくる感じになる。

日常でも、AKBははきはき動くことが尊ばれると思うんですけど(多分)そのせいか、引き気味でしなだれるような色気、といった感じの雰囲気を持っている人が少ないんですよね(多分)

そういう系統ということでいえば、恐らく例外はあっちゃんで、それはAKB内で大切にされていることが影響していると思います。

りのさんも最初の方の駄目出しを食らっていたお題では、そういう色気の無さがあったとおもうんですけど、最後の台詞は結構良かったと思います!

密かに、なよっと引き気味の発声を練習してみるのも良いのかもしれません。
ヴァリエーションが増えると思いますので、研究してみてくださいね(^_^)

相変わらずの大変な日程のようで、ながながと文章を書くのも恐縮なんですが、体調を崩さずに、どうぞ無事に乗り切りください。ゾーン状態で切り抜けてくださいね。

というわけで、分割いたします。

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