東京国立博物館 平常展 特集陳列「猿」「日本の仮面 舞楽面と行道面」その4

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7月2日の報ステでは柏崎刈羽原発の再稼動についてやっていましたけど、東電は企業としてやって行けるのかという話になり、恵村コメンテーターが福島第一原発の処理については国がやるとか……と言ったに留まり、古舘さんは抜本的な対策、とは繰り返すのですが、破綻処理については触れず。この部分については一番いわなければいけないのに本当に意固地なまでに等閑視していると思います。これでニュースといえるのでしょうか。

そもそも安全神話はこの時や東海村の事故の時に崩しておくべきだったものですが、内部の本質に迫る報道は知る限り皆無だったといえます。原発の割高な実態や、他の原発は本当に大丈夫なのかといったことや、ずさんな東電の体質を炙り出すことをしなかったのではないでしょうか。

特に柏崎刈羽原発の放射能漏れ事故は他の多くの原発のトラブルがそうであるといわれているように、扱いが小さかったと思います。今でも放射能が漏れていたことを知らない人がかなり多いと感じています。

「菅元首相、執行部に反旗「原発ゼロ候補だけ応援する」 大河原氏支援表明」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130703-00000517-san-pol)とのことですけど、原発再稼動を推進する野田政権を菅直人が支持していたことは記憶に新しいです。記事に注釈はありませんけど、忘れることはできません。

こういう嘘をついても気持ちの入っていない言葉をはいてもなんとも思わない態度をみると、日本最悪のポピュリストを選ぶ時に菅直人こそが筆頭格なのではないかという気がします。

小泉と比べても分かり辛いだけさらに厄介かもしれません。小泉の場合はメディアの嘘・誘導と合わせ技で成立していたものであって、菅直人の場合は地盤も何もないところから繰り出した個人技といえます。メディアの内部やうるさ型の人でも見抜けなかった人も多かったでしょう。

ネットが無いとこういうことも思い出しづらいのかもしれませんので、発言が二転三転する政治家は今後は弾かれやすく、、、、なると良いのですけどねぇ。

こうやってみていくと、民主党は一度嘘をついた議員は皆退場して、一新しない限りどうしようもありませんね。

最近は文化放送の朝のラジオでの山下俊一教授の言説を繰り返したような武田鉄也の原子力ムラ的な暴言が話題になっていますけど、この人は、凄く菅直人と同じ匂いがするんですよね。

よく比較されるのが桑田佳祐で、武田鉄也が自分が売れるとさっさと海援隊を解散してしまったのに対して、サザンはずっとお金がメンバーで等分だというんですよね。そんなに貰ったら周囲は恐縮してしまうくらいなのではないでしょうか。

それで団塊世代のノスタルジックな共感を誘おうという形で、売れる匂いがすれば再結成をするわけです。

金八先生をリメイクした若い監督はリアルの武田鉄也をみて、こんなの金八先生じゃない、と言って泣き出してしまったとも伝えられています。

その他はすべてお構いなしで利に敏いタイプで、菅直人と共にこの世代の一典型を示していると思います。

7月3日の「とべさる」では村上春樹の「東京電力の社長とか何人か、本当に刑務所へ行くべきだと思う。何より日本の検察庁が刑事告発しないのです。これはすごく変なことだと僕は思います。誰も責任をとることをしないのです。これは、すごく間違ったことと僕は思います」(「村上春樹 未公開インタビュー「まじめで強い日本人には、原発をなくすことができる」」(http://www.alterna.co.jp/11243))という言葉を引用していましたが、普通のタレントがこういう事を喋るとマスメディア的には居いづらくなるでしょうが、こういう有名な人が率先して語ってくれると、引用という形で根を持った情報を拡散させることができますよね。

新聞でもみかけませんが、他の発言なら嬉々として取り上げるのに、こうしたものを無視するのは原子力ムラの主力であるからにほかなりません。
すでに最低限の公平さが確保された言論機関としては命脈が尽きているといえます。

また、テレビでこういったことをまったく報道していないと思われるのは、極めて偏向していると思います。深く反省した上で、電波の権利を返納するべきではないでしょうか。

7月3日の朝の生島さんのラジオでは、選挙の争点は経済であると解説。この人は一貫して原発の問題を問題ないかのように扱うニュースを続けていますが、使う方の見識も問われるのではないでしょうか。

「〈速報〉テレ朝社長、安藤美姫独占スクープを評価」(http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/NIK201307020106.html)は社長が異常な精神性の低さで唖然とさせられます。

人命や国の未来に関わる原発報道などで公正な報道を心がけ、自分だけは飲み会を断るとか、そういった事を勲章にするべきであって、このようなことは時間のずれがあるかないかの違いで誰でもやること。

このような事を勲章に思うというのは精神構造がおかしいですし、夢にも他社は歯噛みするべきではありませんし、周囲も評価するべきではないと思います。

7月3日の午後6時6分頃のスーパーJチャンネルでは読売出身の大谷コメンテーターが五輪の東京での開催について、震災を乗り越えたんだ、原発も解決したんだ、ということを世界に見せ付ける良いチャンス、といっていて、流石に耳を疑うレヴェル。

被災者の方々はろくに賠償をしてもらえず、メディアもそれを伝えません。仮の街も作ってもらえず「自主避難」の人も含めて、今なお棄民状態です。

政府や東電の隠蔽や嘘は数え切れず、多重下請け構造はまさに腐乱の極み。炉の内部の事もまるで分かっていないのに「冷温停止状態」を宣言する政府と、それに異議を挟まないメディアの愚。

国富すら流出させる形で原発輸出を加速させ、断層が通り、ベントフィルターも免震棟もつけないままに再稼動に走る愚。

何をどう解決したのか。時が経つにつれて最悪の方向にひた走っているだけではないか。

この人であるとか、萩谷順さんは朝だったり他の番組にもたくさん出ていますけど、テレビ局が言って欲しい意見を言ってくれるからだといえるでしょう。

朝日グループというのは「偽装リベラル」というべきものであって本質的に保守です。それをリベラルであるかのように感じてしまうのは、ネット右翼的な動きの影響が大きく、この側面からみても彼らの罪は極めて重いといえるでしょう。

偏向したメディアとしての朝日新聞の命脈を保たせているのは、まさに彼らなのです。

「中国、ガス田「共同開発」合意骨抜き 遠のく友好の海」(http://www.asahi.com/international/update/0704/TKY201307030615.html)は本来なら国際的な非難に晒されるはずなのですが、安倍政権が靖国を参拝し、歴史修正主義的な発言を繰り返してきたので、そのような情勢にはなりません。まさに彼やネット右翼は売国奴という表現が最もふさわしいと思います。

「2013/07/04 「下手をするとこの国はシナの属国になる、チベットになる。そのためにも憲法を変えなきゃダメなんだ」~日本維新の会 石原慎太郎共同代表 街頭演説」(http://iwj.co.jp/wj/open/archives/88389)と、おのれのせいだと何度言えば(以下省略

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