東京国立博物館 特別展「和様の書」第3展示期間 その5

#その他芸術、アート

「AC、自分を広告 政府の機関?いいえ、民間」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130714-00000001-asahik-soci
という記事がありましたが、ACは東電の清水正孝社長が会長を務めているという、電事連と一体化した組織であることが知られていて、震災後に話題になりました。

東電が広告界を牛耳っていたことの証であり、批判や適正な報道をできずに原発事故を招いた大きな原因であるわけです。

そのようなことを報道せずに、このような牧歌的な記事を書くのは、提灯持ちであり、共犯というしかないと思います。

「(党首がゆく 2013参院選)社民党・福島瑞穂党首 リベラル結集、諦めない」(http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307120755.html)には「福島はツイッターで「強い国よりやさしい社会」とだけ書き込むことがある。党のキャッチフレーズだ。「この言葉、はやらないかなと思って」。その祈りは届くのか。」とありますが、前にも話しました通り、本当のやさしさというものは本当の強さを備えているものです。

これは強いか優しいかの二者択一であり、そこから出てくるさしさも強さも本物ではないといえます。

そういったキッチュ性がなんとなくも国民に見破られて、支持が広がらないのではと思うのです。

あまちゃんの人は秋元(康)さんかなり似ているといわれていますけど、うまく描けていますよね。直接取材とはしていないんでしょうねぇ?

半沢直樹の「倍返しだ!」という言葉が、自分たちの言いたいことを言ってくれている、ということではやっているそうですけど、このような幼稚な言葉がはやるようでは先行きが思いやられるでしょう。

一方朝ドラのほうは軽味があって、日頃思っている突っ込みどころがかなり入っている感じだと思います。

たださすがにそっち系の描写はないので、全体的にかなり美化されているなという印象ですが。

あまちゃんは今週は事務所から独立しましたけど、これは本当に大変なんですよね。僕はAKBに入る前の大島さんをよく知っているけど、なかなか売れなかった。

7月27日の朝日新聞の「一票は群れてこそ活きる」という北海道大学准教授・吉田徹さんの文章は「この政治のイロハを理解しない限り(中略)私たちは鼻面を引きづり回され続けることになりかねない」という刺激的な終わり方をしていますが、「群れて活きる一票」というのは結局業界団体と族議員、という構図に当てはまってしまうでしょう。

仏教ではものを大切にしろという教えと、ものに執着するなという教えがあり、結局はどちらもそれだけでは仏教ではない。適時にそのどちらでもないものを自分の言葉で説けなければ仏教ではないわけですが、この文章も、群れて生きる一票と個人として生きる一票の間を自分の言葉で切り分けて、その上で最後に強いメッセージを持ってこないと、提言として価値を持ち難いといえるでしょう。

このような書き方ですと、幻想の皮をむき続けることになりかねません。

TBSのラジオでやっていたことによれば、参院選で自民党が勝てなったのは沖縄と岩手だけであるとのこと、このことと原発を寄せ付けなかったことは、岩手県民はとても誇って良いと思います。

「福島原発汚染水対策に国費 来年度概算要求で遮水壁 」(http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF0600Z_W3A800C1MM8000/)は汚染水漏れの責任、事故の責任を取ることが一段と強く求められます。

また最初から地下ダムを提案していた、小出さんなどを出演させずに、むしろ小林よしのりのほうがテレビへの露出時間が多い、というようなことをやっていた、公共の電波を使う大手メディアにも強く求められるでしょう。

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