戸栗美術館 館蔵 青磁名品展―翠・碧・青― その18

#その他芸術、アート

「「防波堤で被害拡大」岩手県、予測伏せる 国は復旧工事」(http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312300347.html)とのことですけど、本当に防波堤についてはもっと報道してもらいたいと思います。どれほど防げると思っていて、実際とどれだけずれていたのか。などといった基本的な情報が私にすら入ってきません。

大瀧詠一さんが亡くなりましたけど、岩手出身で、とてもおしゃれな人なんですよね。原敬首相が有名ですけど、岩手のおしゃれの系譜の一人だったのではないかと思います。

一方でお正月は朝から千昌夫が岩手の貧しさをひたすら歌い上げていましたけど、この人は確か私立の高校に入っていたはず。

非常に訛りを強調する歌手なんですけど、銀行に勤めている知人によれば、お金を引き出しに来た時は訛っていなかったっていうんですよね。

貧しければ貧しいほど良いというか、こういう演歌の演技空間は何とかなりませんかね。

モーニングバードのそもそも総研では外務省OBの2人を招いての安保条約談義。

リベラル系の玉川さんに対して、ゲストは良純・舞の海とちょうど保守系2人がいて、両方揃った布陣。

湾岸戦争の時に一番財政的な貢献をしたのに広告で感謝されなかった、ということを振り返っていて、これはアメリカが日本を紛争に駆り出すための戦略だった、というようなニュアンスで孫崎さんが解説していたように思います。

番組中のこの記事を読んでみると、同じく兵を出さなかったドイツは感謝されている、と書かれています。恣意的なもの。穏当に言って錯誤が存在するのは明らかなのではないか。

ドイツが30パーセント負担なのに対して思いやり予算は80パーセントを負担している。首都圏上空を自由に使えない国なんてない、イラクやアフガニスタンに戦争に駆り出される、という孫崎さんに対して、良純は、それも込みで守ってもらっているのではないか、という発言。

それに答えて、アフガニスタンやイラクでアメリカは火種を作った。安全保障は火種を作らないことが重要だ、と孫崎さん。

結局靖国を参拝しようとすると、アメリカにさまざまなものを献上せざるを得ない。しかし、アメリカからも結局は突き放される、というまるで外交になっていない状況があります。

アメリカと力を合わせて安全保障をするにしても、守るべきものと、アメリカに分け与えるべきものがある。結局はそれを分かつセンスの問題であるとも言えます。

日本は永劫大国の間でバランスを取っていくことになる。必ずしも物量で勝っていない時に、いかに背筋を伸ばして交渉に臨めるか、ということが死活問題であるといえます。協力はしても依存はしてはならないのです。

靖国については小林よしのりを取り上げて、保守側からも反対が上がっていると、自説の補強をする人がいますが、この人には定見というものが全くないことを知らなければなりません。
小林よしのりという人は、ネット右翼を作り出して目立ち、それと同化するだけでは目立たないと悟ると、ネット右翼を批判し始めるような人です。いわゆる二度おいしいというもので、目立つ以外の評価軸がないんだと思います。取り上げるだけで見識を疑います。

それにしても、国内だけに絞っても、あんなクズ作戦を主導した連中を参拝するとか正気の沙汰ではありません。開戦以前もとんでもないですが。

おやすみなさい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました