視点・論点 「いにしえの恋歌」

によると、和歌は祈りの文学であり、恋の願いはその最たるものということ。

白川静さんは万葉集の呪歌を願いを込めた歌ということで祈りの歌と呼び変えていましたけど、恋歌についても当然同じことが言えるということでしょう。祈りということで和歌は全部みえますね。

これは歌会で読まれた虚構の歌だが、こうやって詠まれることによって社会化するのだそう。そうすることによって皆で感情を共有化することできるのだそうです。

恋という暴走しやすいものに、社会的承認を加える場を作ることでワンクッション置いてスキャンダル防止にもきいたのでしょうか?

「社会化」という言葉が本当に難度も強調されていましたけど、現代ではテレビドラマなどが本来なら同じ機能を担っているのでしょうね。

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